チエちゃん奮戦記 じゃりン子チエ
エピソード
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拾った財布はなおコワイ!
大金の入った財布を落としてしまったチエ。家族総出で財布を捜索するが見つからない。一方、チエの財布は二人組のヤクザに拾われる。しかし、二人はチエの父・テツを恐れ困り果てていた。こっそり返そうとした二人だったが、あえなく見つかってしまい、二人が財布を取ったと勘違いしたテツに襲いかかられてしまう。
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顔が悪いッ!
ヤクザが寄って来ないことに悩んだテツは、ヒラメに頼んで自分の顔の上に、絵の具で別の顔を描いてもらうことに。自分ではサラリーマンに変装したつもりのテツだったが、その顔は近所で評判になるほど奇怪なものだった。しかし、正体がバレないことに気を良くしたテツは、拳骨に日頃の恨みを晴らそうと画策するのだが……。
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秋風にいきなりギックリ
おバァが突然ギックリ腰になってしまった。食事もままならない姿を見てテツは大喜び。さらに日頃の恨みを晴らそうと、おバァを病院へ連れて行くふりをしてマンホールに落とそうと計画、勇んで向かったテツだったが、ちょうど現れた拳骨におバァ共々、針治療の医者の元へ連れて行かれてしまう。
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おんな組の襲撃
朝子率いる女性陣と、テツの男性陣とで野球の試合をすることになった。日頃から朝子が苦手なテツは、これ以上朝子や女性陣に大きな顔をさせないため、何としてでも勝とうと奔走する。しかし。意外な女性の強者ぶりも判明し、トントン拍子に準備が進む女性チームに対して、メンバー集めすらままならないテツは焦りはじめ……。
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テツの最後ッ屁
試合に向け着実に準備を進める女性チームは、張り切るおバァを筆頭に練習にも熱が入る。一方、男性チームは、テツの思惑とは裏腹に貧弱なメンバーしか集まらない。そして、ついに始まった運命の一戦、先攻の女性チームは見事なプレイでどんどん点を重ねる。想像以上の強さに男性チームは追い詰められていく……。
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マサルの宿替い
父親の仕事の都合で、東京に引っ越すことになったマサル。栄転だと大喜びの母とは裏腹に、マサルは酷く落ち込んでしまう。そんな中、チエはマサルの腰ぎんちゃくであるタカシと共に、お別れ会のリーダーに選ばれた。協力して準備を進めるチエたちだったが、引越しが近づくにつれ、何故かマサルは学校に来なくなってしまう。
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どすこいゲン直し
突然「真面目に働く!」と言い出したテツ。似合わぬエプロンを着込んで働く姿に、チエは恐れおののく。そんな折、社長のお好み焼き屋に力士・鰻谷が来店。恐ろしいほどの食欲でお好み焼きを食べ尽くしてしまう。数日後、連敗続きの鰻谷が、一心不乱にホルモンを焼くテツの前を通りかかった。
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テツの白星ホルモン
連敗続きだった力士・鰻谷は、テツの焼いたホルモンを食べた後の取組で初白星を上げた。気を良くした鰻谷とタニマチは、その晩も店にやってくる。そして、テツのホルモンを食べるようになってから鰻谷は連戦連勝し、毎晩のように店を訪れるように。だが、鰻谷のあまりの食いっぷりに、さすがのテツも次第に疲労困憊となり……。
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大晦日みんな揃ってバチ当り
大晦日、おジィとテツの提案で、何故かカブをやることになった竹本家。バクチに自信のあるテツは家族から金を巻き上げようと意気揚々と始めたが、何度やっても負けばかり。意地になって続けても、どんどん負けが込んでいく。とうとう初心者であるヨシ江にすら負けてしまい、テツはいよいよ追い詰められてしまう。
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西萩常夏ブルース
風邪をひいていたお好み焼き屋の社長。ようやく店を開けたものの、一升瓶を片手に機嫌が悪い。居合わせたテツは酔った社長に絡まれた挙句、「ハワイのフラダンスを教えてやる」と裸で踊らされる始末。おかげで風邪もうつされ、おまけにすっかりハワイ嫌いになったテツの前に、妙に日焼けしているセールスマンが現れた。
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逆襲!!猫のエイハブ
満開の桜の下で、暢気に花見酒を堪能するジュニア。そこに、エイハブと名乗る奇妙な格好をした猫が現れた。エイハブは、全国の猫を恐怖のどん底に陥れている“モービー・ディック”という猫を探していると言う。ジュニアは「その猫ならば、『チエちゃん』という店にいる」とエイハブに教えるのだった。
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桜前線浮かれ猫
ついに本物のモービー・ディックが現れた。モービー・ディックは小鉄に岩を投げつけたり、チエの店からホルモンを盗み出すなど、悪行の限りを尽くす。一方、エイハブはホルモンの匂いを頼りに、とうとう宿敵・モービー・ディックを探し当てた。そして今、猫たちの宿命の対決が幕を開ける。
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地獄のバースデイ
仕事に悩むマサルの叔父と会ったテツは、無責任な助言をしてやった。ところがマサルの叔父は、助言を鵜呑みにして『花井拳骨論』という作品を執筆、新人文学賞を受賞する。しかし助言した当人のテツは拳骨が褒めちぎられている内容に我慢ならない。そこで真実の拳骨の姿を伝えるべく『続・花井拳骨論』を書き始めるが……。
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周旋屋シャッター事件
近所に引っ越してくることになったコケザルに恩を売ろうとするテツは、コケザルと共に周旋屋を回る。だが、周旋屋はどこも性の悪いばかりところで、その度にテツは周旋屋ともめる始末。このままでは埒が明かないと、テツとコケザルはいかにも怪しい周旋屋におジィを囮として潜り込ませたのだが……。
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マダラのテツ
幸運を呼び込むというハンコを10万円で買わされてしまったおジィ。あまりにも分かりやすい悪徳商法に騙された情けなさに、おバァは怒り心頭。チエにも注意するように言った矢先、チエの家にも「家の建て方が悪い」と言う怪しい男がやってきた。ところが何故か、その男と意気投合したテツは連れ立って食事に出かけていってしまう。
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かたぎ屋厄除け騒動
テツはハンコの押し売り屋と組んで、「堅気屋」の社長を騙そうと計画。だが酔っ払った社長に、ノイローゼ状態のジュニアを治せと迫られ困り果てる。しかしジュニアのノイローゼはただの演技で、テツたちをからかっているだけだった。そうとは知らず社長は「店の名前が悪いのが原因なので変える!」と言い出した。が、変える名前はなんと…
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当選「ヨシ江ちゃん」
堅気屋での騒動の後何故かチエの前から姿を消していたテツは、ハンコ売りの師匠・インチキ教祖の元に潜んでいた。そんな中、新しい店の名前に悩むカルメラ兄弟が、何も知らずに教祖の店「厄除大王」にやってきた。教祖は店の名前をなんと「ヨシ江ちゃん」にするように二人に告げる。
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黒シャツパワー
愛用している黒シャツがなくなり、いつもの洋品店にチエと買いに出かけたテツ。しかし、普段はテツ以外が買うことのない黒シャツが、何故か売り切れてしまったという。一週間後、再び洋品店を訪れたチエだが、またも黒シャツは売り切れ状態。洋品店の親父の話では、子供が買い占めていったというのだが……。
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黒シャツ騒動お忘れ会
黒シャツを買い占め、中学生たちに売りさばいている黒幕を探すべく立ち上がったテツ。購入者の一人を騙して、売買している場所に案内させようとする。だが子供にしか売らないと聞かされたテツは、囮としてヒラメの兄・マル太を送り込むことに。意気揚々とたどり着いた場所は、チエの通う小学校の体育館裏だった。
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テツと地獄の交友図…!?
テツの元にヤクザの組から式典の招待状が届いた。「組開きの式典で、挨拶をしてほしい」という内容に大喜びするテツだが、チエをはじめとした周りの人間は不審に思う。そんな中、お好み焼き屋に一人のヤクザが飛び込んできた。実は、このヤクザがふとした手違いで、テツに招待状を送りつけてしまったらしいのだが……。
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組開きパーティー始末記
ヤクザの組開きパーティーに呼ばれることになったテツ。お好み焼き屋の社長から紋付まで借り、やる気満々でその日を迎えた。一方、誤って招待状を出してしまったヤクザたちは戦々恐々。テツの報復を恐れたあげく先にテツの家族を襲撃しようと、チエの店に乗り込む。だが、そこで彼らは、地獄の交友図を目の当たりにする。
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実況!オトシ合戦
寝ぼけたまま裸足で家を飛び出したテツ。とりあえず公園で柄の悪い男に石をぶつけて気絶させ靴を奪った。が、その男の懐から何とピストルが出てきた! さらにその現場を警官に目撃され、テツはピストル泥棒の現行犯として逮捕されてしまう。取り調べに否認するテツだが、そこにどんな犯人も白状させる「オトシの六」が現れる。
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ガマンにガマンのテツ
学校の宿題の関係で、ヒラメがチエの店を手伝いにくることになった。だがテツが働いていないことをヒラメに秘密にしているチエは、テツに店にいてもらいたいと思う。そのテツだが、おジィに金をせびっているところをおバァ見つかり、仕置きとして頭を丸坊主に。恥ずかしさのあまり姿をくらましていた。
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ヤーさんが消えた、また消えた
テツの挙動が何かおかしい。人を殴るのはもう飽きたと言いニコニコしているが、安易には信用ならない。そんなテツが小学校に忍び込むところを偶然マサルが目撃。怪しく思い探偵気取りでテツの動向を追っていたマサルは、最近テツに関わっていた2人のヤクザが消息不明である事実を知る…
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胸さわぎの命日
拳骨の妻の命日に花井家を訪れた竹本一家。テツも文句を言いながらも、生前よく面倒を見てくれた花井の妻のために同行した。一緒に呼ばれたミツルは、拳骨に頼まれて昔のアルバムを持参。皆の前で自分の写真を晒されたことに怒ったテツは、今度は拳骨の昔の写真を集めたアルバムを作って仕返しをしようとする。
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気になるお化け屋敷
レイモンドと手を組んだコケザルは、テツやチエをやり込めるためお化け屋敷をやることにした。コケザルはマサル親子も巻き込んで、着々と準備を進める。一方、コケザルの目論見を知ったチエは、ヒラメと共に驚かない練習を始めるが、テツだけはお化け屋敷の話を聞いてから、様子がおかしくなりはじめた。
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生き残りお化け合戦
レイモンド飛田が企画したお化け屋敷に、お化け役として雇われたテツ。ヤクザを驚かすだけの簡単な仕事に、意気揚々と出かけていく。順路の最後の井戸に潜み「お化け屋敷を通り抜けたら5万円」という謳い文句に集まったヤクザたちをテツは次々と撃退。そんな中、花井に率いられチエたちもお化け屋敷を訪れていた。
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借金取りのソロバン
お化け屋敷で儲け損ねたテツは、レイモンド飛田に仕返しをしようと地獄組のビルへ乗り込んでいく。しかしビルはもぬけの殻で、テツを待ち構えていたのはレイモンドを探している借金取りたちだった。勝手に地獄組の保証人にされてしまったテツは、仕方なく借金取りたちを店につれて帰ってくるのだが……。
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転職!?レイモンド飛田余話
取り立てが思うようにできない借金取りたちは、脅しのため巨漢の新興ヤクザを呼び出した。やって来たヤクザは居眠り中のテツを殴って気絶させてしまう。そんなテツを尻目におバァは売上げ貢献とばかりに、調子にのっているヤクザにせっせと飲み食いをさせる。ところがそんな中、テツが目を覚ました!
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テツになつく不吉な猫
チエとヒラメは、勝手に後をついてきた迷い猫を店で預かることにした。保護された白い猫の上品な様子を見たテツは、金持ちの家の猫だと思い込み、謝礼金をいただこうと画策。妙に自分になつく猫に、甲斐甲斐しく世話を焼きはじめる。しかし、一向に現れる様子のない飼い主に、テツの苛立ちは頂点に達し……。
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歓迎、東京ヤクザ様
おバァは路上で「いつでも来い。テツ」と矢印が描かれた奇妙な張り紙を発見する。おバァが矢印を辿っていくと、たどり着いたのはいつものお好み焼き屋。テツは、先日ペットショップに売り飛ばしてしまった白い猫の飼い主のヤクザを待っていたのだ。東京から仕返しに来るはずのヤクザとケンカしようと意気込むテツだが……。
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真夏のエンドレス・カブ
テツはお好み焼き屋で東京から来たヤクザの親分と「眠ったらどんなに勝っていても儲けはパー」という超長丁場のカブ勝負を始めた。その間テツたちの注文でお好み焼きを作り続けた社長だが、疲労がピークに達し眠り込んでしまう。代わりを引き受けたチエとおバァは、負け続けるテツを救うため、ヤクザの親分のお好み焼きに眠り薬を入れることを思いつく。
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山へ川へ!宿題の旅
「普段と違うことをして作文を書く」という夏休みの宿題に悩むチエはヒラメの提案で、電車に乗って「あてのない旅」に出ることにした。それを知ったテツは「チエが心配だから護衛をする」と嘘をつき、おジィから金を巻き上げる。証拠作りのため一応電車に乗ったテツだったが……。
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マサル男の生還
「あてのない旅」から無事に帰還したチエとヒラメは、西萩の駅でマサルの母と出くわした。何でもマサルはタカシと共に、男のロマンを求める旅に出かけたまま、音沙汰が無いという。山で遭難しているに違いないと騒ぐマサルの母と共に、チエは仕方なく再び電車に乗り同じ旅先に向かうことになってしまった。
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いきなりの秋
急に秋らしくなり、その物悲しい雰囲気に、センチメンタルになって思い出話などをするテツ。訪れた秋に調子を狂わされたテツは、他にも秋の影響で体調を崩している人間がいるのはずと周囲を探す。そこでテツはおバァが風邪を引いて死にそうだと聞き、大喜びで張り切りはじめた。
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歩く「食いだおれ」
残暑の厳しいある日、チエの店にどこかで見覚えのある男がやってきた。その男は勝手に家に上がりこみ、流しで水浴びをするわ勝手にビールを飲むわと横暴三昧。顔に見覚えはあるものの、その男が誰なのか全く思い出せない竹本家の面々は、テツがどこかで世話になった男なのではないかと、必死に思い出そうとするのだが……。
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季節はずれの花火
カルメラ兄が、銀行から借りた50万円をスリに盗られてしまった。真面目に働こうとしているカルメラ兄弟のために、チエやヒラメも犯人を探して奔走する。そんな中、犯人の話を盗み聞きしたらしいコケザルがチエの元へやってきた。しかし、チエを困らせたいコケザルは、気を持たせるだけで真相を話そうとしない。
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大晦日頭突き合戦
テツはカルメラ兄から金を盗んだスリが、自分を倒すために用心棒を雇っていると聞いた。ひょうたん池で用心棒の襲撃を待ち受けるテツの元に、年も押し迫った大晦日、ようやく用心棒たちがやってきた。しかし、この問題に自分たちでケリをつけたいカルメラ兄弟は、テツを石で殴って気絶させてしまう。
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アントニオが盗まれた
お好み焼き屋から、トラの掛け軸とアントニオの剥製が盗まれた。それからというもの、社長とジュニアは我を忘れた様子でアントニオを探し始める。なかなか見つからないことに周囲があせる中、大晦日にテツと渡り合った鉄板男が挨拶にやってきた。鉄板男が持ってきた菓子の包み紙には、盗まれた掛け軸にあったトラの絵が!
スタッフ
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キャラクター・デザイン
才田俊次 -
プロデューサー
谷紳一郎 -
企画
藤原正道
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制作担当
小島哲 -
原作
はるき悦巳 -
撮影監督
斎藤秋男 -
監督
横田和善 -
美術監督
土師勝弘 -
製作
毎日放送 -
録音監督
加藤敏 -
音楽
中村暢之 -
キャラクターデザイン
才田俊次 -
演出
須藤典彦 -
絵コンテ
須藤典彦 -
脚本
高屋敷英夫
キャスト
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アントニオ
飯塚昭三 -
アントニオJrs1jJ5g2iWWBfqRr7
太田淑子 -
アントニオJrs1jJ5g2iWWBfqRr7
山ノ内真理子
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おジィ
伝法三千雄 -
タカシ腰ぎんちゃく
長岡伸明 -
レイモンド飛田
田畑猛雄 -
丸山ミツル
国分郁男 -
向井花井朝子
押谷かおり -
天野コケザル
小川聡明 -
天野コケザル
福信一郎 -
天野コケザル
細身勇樹 -
天野勘九郎
多賀勝 -
小林マサル
谷真佐茂 -
小鉄
永井一郎 -
山下勘一カルメラ弟
山崎博之 -
平山ヒラメ
三輪勝恵 -
平山丸太
久米学 -
百合根光三お好み焼き屋のオッちゃん
表淳夫 -
竹本チエ
中山千夏 -
竹本テツ
西川のりお -
竹本ヨシ江
山口朱美 -
竹本菊おバァ
鮎川十糸子 -
花井拳骨
須永克彦 -
花井渉
隈本晃俊 -
菊崎健二カルメラ兄
武原洋好 -
アントニオJr.
太田淑子 -
ヒラメ
三輪勝恵 -
ヨシ江
山口朱美 -
百合根
表惇夫