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大きな万葉桜が見守る本丸が、真っ白な雪で覆われる頃――。 刀剣男士の大和守安定と加州清光は思い出話をしていた。 それは、自身が名刀・山姥切の本歌であるという“山姥切長義”が時の政府の指令により、 自分たちの本丸へ配属されてきたときのこと。 自身の写しである山姥切国広に対して挑発的な態度を取る山姥切長義と、彼に複雑な思いを抱く山姥切国広。そんな二振の気持ちを汲み取り仲間を支える加州清光に心の強さを見た大和守安定は、 加州清光にある提案をする。 一方、本丸に突然入電がくる。 告げられた特命は“歴史を改変されたまま、放棄されている世界”を調査しろというもの。 出陣先は幕末の世であった文久三年の土佐。 坂本龍馬の佩刀である陸奥守吉行を部隊長に、五振の刀剣男士たちは、歴史が改変されているという土佐へと向かう。 そこには、陸奥守吉行が知る土佐とは全く別の街並みが広がっていた。 彼らは先行して調査していた肥前忠広・南海太郎朝尊と合流し、 歴史を改変した首謀者を討つため奔走する。
ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。 ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。 それでもなお、彼らは進み続けなければならない。 壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。 —やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。 調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。 「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。 ずっとそう信じてた……」 壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。 果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……? エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。
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