よんでますよ、アザゼルさん。Z
エピソード
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愚兄賢弟
悪魔使いの少年・小山内が契約した悪魔・オセとともに、哀☆カレー博の人気キャラクター・モッさんの人形を大量に複製してひと儲けを企む堂珍。実はこのモッさん人形のモデルであり、天使にグリモアを奪われ消滅したモロクには弟・モッさん二世がいた。人形を魔界に持ち込み、モッさん二世に見せるアザゼルとベルゼブブ。死してなお辱めを受ける兄の姿に弟は大激怒。一族の汚名をそそごうと人間界に乗り込むモッさん二世とともに、アザゼルとベルゼブブの悪巧みが炸裂する!
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牛は見た!
芥辺を倒すためアザゼルとベルゼブブを引き連れ、事務所に侵入したモッさん二世。しかしこの日の芥辺は異常なまでに不機嫌そう。佐隈が言うには、これは芥辺に周期的に訪れる極度に機嫌の悪い時らしい。タイミングの悪さを察知し、ひとまず作戦を断念しようとするベルゼブブだったが、なりゆきでモッさん二世は芥辺と事務所に取り残されてしまう!果たしてモッさん二世の運命は?
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痔のカリスマ
芥辺探偵事務所を貫く堂珍の悲鳴。ありえないところからの出血に、早速訪れた内科で下された診断はなんと、痔。佐隈たちは、内科の老医師から“痔のカリスマ”と呼ばれる菊川麗華を紹介されるのだが、まるで女優のような肛門科医の名前に、アザゼルと堂珍のテンションはいやがおうにも上がっていく!
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絶望のエウリノーム
堂珍の痔の手術当日、担当医師の菊川麗華が突然医師を辞めてしまう。ちょうど堂珍の見舞いに病院にやってきた佐隈たちが、菊川とすれ違いざまぶつかるが、あまりの変わりように全く気づかない。さらに堂珍と入院患者たちの無気力な態度と、極度に悪化した痔の症状に驚く佐隈たち。そんな中、隣のベッドで不動の姿勢を崩さぬ不審な患者・マルコメと、そのそばに蠢く存在にアザゼルたちは気づくが!?
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恵、動く
闘病生活を送っていた母親の病状が悪化し、医師から余命僅かと宣告されたアンダイン。病床の母親の夢は、彼女の花嫁姿を見ること。母の夢を叶えるべく、アンダインが動き出す! まずは芥辺の気を惹こうと仕事を辞めたいと言い出すが…。
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純天使、ベィビィ
悪魔使いと悪魔と天使が同席という、カオスな合コンはまだ終わらない。男性陣の人気を集めた佐隈の友人マキが、アンダインの職能“嫉妬”の呪いを受けて倒れてしまう。大騒ぎになる店内を尻目にアンダインは、学生に扮するガギエルが自分を好きかどうか問い詰めていた。しかし、悪魔使いの存在に気づき始めていたガギエルは、佐隈のバッグからのぞくグリモアの方が気になって仕方ない。隙をみて盗み取ろうと手を伸ばすが!?
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龍神湖殺人事件(前編)
豊かな緑と水に囲まれた人気の温泉郷・龍神湖温泉には、龍神伝説が古くから伝わっている。商店街の福引で宿泊券を引き当て、佐隈は初めての一人旅…と、思いきや、おまけにアザゼルもついてきてしまう。社員旅行中のOL・花崎まゆと露天風呂で意気投合し、夕食も共にする佐隈。そんな楽しい旅行に突如訪れた惨劇とは…!?
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龍神湖殺人事件(後編)
福引で当てた龍神湖温泉への旅行で、事件に巻き込まれた佐隈とアザゼル。なんと花崎まゆの会社の先輩・西村健作が血まみれで廊下に倒れていたのだ。容疑者特定のためロビーに集まる一同の前で、花崎は夕食前に西村とブロガーの小林芳子が揉めていたことを告白。追い詰められる小林。そして起きてはならない第2の惨劇が幕を開けてしまう。真犯人『怒れる龍神』の正体はいったい!?
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博物館へようこそ
博物館で展示中の「賢者の石」の前に犯行予告状が突き刺さる。この犯行予告が、変人48面相の仕業ではないかと推測した泥田警部は、悪魔探偵・芥辺を呼び出す。芥辺とともに博物館に来た佐隈とアザゼルたちの前に、暗躍する怪しい人影が。「賢者の石」を狙う変人48面相の正体とは?!
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THE END OF SON
アザゼルの究極奥義が炸裂し、変人48面相は捕らえられた。どうやら芥辺に恨みがあるようだが、当の芥辺には思い当たるところがない。何故、芥辺を憎むのか。何故、露出狂のド変態になったのか。憎しみと哀しみを押し殺しながら語られる、変人48面相の衝撃の過去! 明かになった驚愕の事実とは!?
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あっちゃんの現実
変人48面相に盗まれたと思われた博物館のグリモアは、実は芥辺がこっそり持ち出していた。感づいた佐隈に「自分が持っていたほうが安全だから」と言いくるめてしまう。同じころ、前回の事件で無能ぶりを露呈してしまったアザゼルは、皆に会うのが嫌で実家の自室に一週間も引きこもっていじけていた。慰めに現れた恋人のキヨコは、アザゼルのヘタレっぷりにブチギレ、豹変! 追い詰められたアザゼルの運命は!?
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あくま
自分の下に新人の悪魔・インキュバスが入り、先輩面ができるとご機嫌なアザゼル。でも与えられた仕事は自分が一番汚しているトイレ掃除。これでは自分の仕事がなくなるとインキュバスを逆恨みしたアザゼルは嫌がらせを始めるが、一つもうまくいかない。仕事を横取りされたり、妙にアザゼルの母親と仲が良さそうだったり、徐々にその正体を現しつつあるインキュバス…アゼザルはもう気が気じゃない!
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やみ
インキュバスにキヨコが寝取られたと思い込んだアザゼル。そんなアザゼルに冷たい言葉を浴びせ、追い討ちをかける芥辺。ついにアザゼルは心身共に打ちのめされ、悪魔が深刻なダメージを負った状態“虚無”に落ちてしまう。降りしきる雨の中、佐隈たちに発見されたアザゼルは、声をかけてもピクリともしない。このとき、アザゼルは虚無の暗闇の中で、もう一人の自分と対峙していた!
スタッフ
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アニメーション制作
Production I.G -
イブニング
講談社 -
キャラクターデザイン・総作画監督
谷口淳一郎
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プロップデザイン
植田実 -
原作
久保保久「よんでますよ、アザゼルさん。」 -
掲載誌
イブニング(講談社) -
撮影監督
荒井栄児 -
監督
水島努 -
編集
植松淳一 -
美術監督
岩熊茜 -
色彩設計
土井和 -
製作
芥辺探偵事務所Z -
製作協力
講談社、キングレコード、クロックワークス、メモリーテック、フロンティアワークス -
音楽
高木隆次 -
音楽制作
スターチャイルドレコード -
音響監督
若林和弘 -
イブニング
講談社
キャスト
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アザゼル
小野坂昌也 -
アンダイン
小林ゆう -
サラマンダー
中井和哉
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ベルゼブブ
神谷浩史 -
モロク
玄田哲章 -
佐隈りん子
佐藤利奈 -
堂珍光太郎
白石涼子 -
芥辺
浪川大輔