アラビアンナイト シンドバットの冒険
エピソード
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船出!
むかしむかし砂漠にある大きな都バグダッドに、シンドバットという少年が暮らしていました。ある日、シンドバットは友達のハッサンと一緒に王様の開く宴会にこっそり忍び込みます。シンドバットは見たこともないようなたくさんの不思議な人たちを見て、バグダッドを離れ冒険してみたいと考えるようになるのでした。
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もっくり島だぞ
お父さんとお母さんの住むバグダッドを離れ、初めて目にする外の世界に前にシンドバットは不安と期待でいっぱいでした。そんな時、シンドバットを乗せた船の前に突然浮き島が現れたのです。シンドバットはその島に降りて食事を取ってひとやすみしようとするのですが…。
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巨鳥ロック
ひとりぼっちで小さな島へ流れ着いたシンドバットは、そこで巨大な卵を見つけました。それは太陽をも隠す雲のような巨大なロック鳥の卵だったのです。シンドバットはなんとか島から脱出しようと、ロック鳥の足に捕まり一緒に飛んで行こうとするのでした。
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怪しい老人
バグダッド行きの船に乗る事ができたシンドバットでしたが、船員達が巨大なロック鳥の卵のある島に上陸し、まちがってロック鳥の卵を割ってロック鳥を怒らせてしまうのでした。ロック鳥に船を沈められ漂流していたシンドバットはある島に流れつきます。そこでシンドバットはある老人と出会い、川の向こう側まで連れて行ってくれとたのまれるのですが…。
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サランジブの王様
ようやく島にたどり着いたシンドバット。しかしその島の周りは絶壁で、たった一つ不気味な洞穴があるだけでした。シンドバットは勇気をふるって洞穴の中に入っていくのです。
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象牙の山
シンドバットはたくさんの冒険からやっとバグダッドに帰ってくるのですが、優しいお父さんお母さんはもうこの世にいませんでした。悲しみの涙を振り切るようにシンドバットは再び冒険の旅に出かけるのでした。
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ごちそうぜめ…!?
漂流していた所を、見たこともない人々にとらわれてしまったシンドバット達。しかしそんなシンドバット達の目の前にたくさんのごちそうが運ばれます。ところがそのごちそうには、シンドバット達を太らせてハゲタカのエサにするという企みがあったのです。
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木の実の宝石
コショウの実を手に入れるため航海に出たシンドバットは、嵐にあって見知らぬ島に流れ着きました。ところがその島には、恐ろしい人食い巨人が住んでいたのです。
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砂漠の魔人
砂漠の旅の途中、シンドバットが何気なく投げ捨てたナツメの種が砂漠の魔神を怒らせてしまったのです。竜巻の中から現れた魔神は、砂漠の中で逃げ場の無いシンドバットの命を狙うのでした。
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オアシスの老人
シンドバットはまた魔神の怒りの炎を消してくれる人はいないかと、必死で探し回り二匹の犬をつれた老人と出会うのです。そして老人は魔神にある話を聞かせはじめるのでした。
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黒い真珠
嵐にまきこまれ弱っていた所を心優しい老人に助けられたシンドバット。命の恩人の為にと必死で魚を捕ろうとがんばるシンドバットが網で捕まえたのはなんと魚ではなく人魚だったのです。
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人魚の贈物
シンドバットが人魚から貰った宝石が原因で、シンドバットは王様の宝石を盗んだ疑いをかけられてしまいます。しかし王様の前に人魚は姿を現すことはありませんでした。シンドバットは宝石泥棒の罪をきせられ海の底にしずめられてしまうのでした。
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空飛ぶ木馬
春のお祭りに現れた魔法使いは、王女様をさらって不思議な木馬に乗せて空のかなたに飛び去ってしまいました。そこへ盗賊達が現れ、魔法使いから王女様とめずらしい空飛ぶ木馬を奪い取ってしまいます。
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大魔王の宝
バグダッドで暮らすハッサンの前に、突然ハッサンのおじさんだと名乗る怪しい男が現れた。おとこの言うままにシンドバットとハッサンは仕事を手伝う事になるのだが、なんと男の正体は魔法使いだった。
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シャレドのお姫さま
ハッサンとシンドバットは旅の途中でエステラ姫と友達になったのですが、王様からお城の無い者は遊んではならぬと言われ、ランプの精にお城を作ってもらうことになりました。
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モロッコのランプ売り
魔法使いの悪巧みで、エステラ姫を閉じこめたままシンドバットの城は空を飛んで遠いモロッコへ運ばれてしまいました。魔法使いに苦しめられているエステラ姫を無事、シンドバットは助ける事ができるのか。
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ソロモンの封印
シンドバットは海岸で珍しい壺を手に入れました。フタをあけてみると煙と共に大きな魔神があらわれたのです。魔神は長い間閉じこめられた怒りをシンドバットへとぶつけるのでした。
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ガイコツの軍団
古ぼけた城から、怪しいうなり声が聞こえてきました。それは下半身を石にされた若い王様の悲しみの声だったのです。その王様を助けようとするシンドバットの前に怪しい女が立ちはだかりました。
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放浪児アリババ
シンドバットは突然現れた不適な少年アリババと仲良くなり、盗賊達が西のオアシスにいる王様のテントを襲おうとしていることを知り、二人で盗賊達に立ち向かうのでした。
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女ばかりの王国
アリババと仲良くなったシンドバットは女だけの国に入り込んでしまいました。そこの女王様はアリババにじゃじゃ馬王女マナルと結婚する事を命令しましたが、アリババはそれを断ったので入ったら二度と出られないほら穴にほうりこまれてしまいました。
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巨鳥の子ロックル
シンドバットは船の中でロック鳥の卵を見つけました。その卵からとてもかわいいロック鳥のヒナが産まれたので、シンドバットはロックルと名付けてかわいがるのですが親のロック鳥は子どもを取り返そうと船の上に姿を現したのです。
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大猿の恩返し
シンドバットはやし猿を利用して、やしの実を取っているおじいさんと仲良くなりました。しかし、猿を襲ってくる大蛇が現れ、やしの実がとれなくなってしまいました。猿やおじいさんを助けるため、シンドバットは大蛇の前に立ちふさがるのです。
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ナイルの河ぼうず
ふとした事からアラジンじいさんと知り合ったシンドバットは、ナイル川に住む河ぼうずからなぞなぞをしかけられました。二人にはどうしても答えがわかりません。朝までに答えがわからないとシンドバットはワニのエサにされてしまいます。
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生きていたマンモス
流砂に飲み込まれて地の底へ落ちたシンドバットとアラジンは、そこで古代人の描いたマンモスの絵を発見しました。その時、突然絵とそっくりの巨大なマンモスがシンドバット達の目の前に姿を現したのです。
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巨人の息子ジャイアン
山の中でお腹のすいた巨人に出会ったアリババは、ひとのみに食べられてしまいました。シンドバットとアラジンは、巨人のお腹の中で苦しむアリババを助けようとするのですが、巨人が痛がって暴れるのでどうしようもありません。
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氷山を運ぶ大鯨
久しぶりに帰ったバグダッドの街は、雨が長いこと降らず人々は水に困っていました。そこで氷の山を運んできて雨を降らせる方法を思いついたシンドバットは、大クジラに乗って南極へ向かったのです。
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バクダットの盗賊
水飢饉からら救われたバグダッドの都の人々は、やっと平和を取り戻した喜びに祭りのように浮かれていました。だが、その騒ぎを利用して、街やお城の宝倉を荒らし回る泥棒の一団が現れるのでした。
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ひらけゴマ!
秘密の扉を開く呪文を見つけたシンドバット達は、隠れ家の中で見つけた宝物を運び出してしまいました。ところが、宝物を奪われた事を知った盗賊は再びバグダッドに姿を現したのです。
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空飛ぶジュータン
シンドバット達は盗賊から取り戻した宝の中に、ボロボロの空飛ぶジュータンを見つけてびっくり。ところがその事をしった魔法使いのタバサは、そのジュータンを横取りしようといろんな魔法を使ってシンドバット達に襲いかかるのです。
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小人の海賊たち
嵐にあって見知らぬ海岸に流れ着いたシンドバット達は、目を覚ましてみると体は縛られ、しかもまわりには槍や弓矢を持った小人達がならんでいるのでした。
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小人島の大戦争
小人の海賊達は、山に住む小人の山賊達と戦争をする寸前だったのです。シンドバットとアリババは両方に別れて、戦う巨人として働かされる事になってしまいました。
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シェーラの秘密
たくさんの鳥が飛び交う城にやってきたシンドバット達は、この城の人たちが魔神によって鳥に帰られてしまったという話を聞いて驚くのでした。しかしシェーラは何故かここが自分の故郷だと感じるのでした。
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氷の大魔人
シンドバットは悪い地主に連れ去られた子供達を助けようとして、逆に捕まり地下のほら穴に入れられてしまいました。しかしそこで見たものは子供達を氷の中に閉じこめている氷の魔神だったのです。
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人喰い鳥モア
ある島で人を喰う大きな鳥が暴れ回っているという話を聞いたシンドバット達は、その人喰い鳥を退治しようと島の奥へ入っていくのでした。
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マンモス少年ポコ
ジャングルでサイに襲われたシンドバット達は、マンモスの子バンボに乗った少年ポコに助けられました。バンボはその戦いでケガをしてしまうのです。傷や病気を治してしまうというピラミッドを目指して、シンドバット達はバンボを連れてエジプトへ向かいます。
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ピラミッドの大泥棒
シンドバット達はケガをしたバンボをピラミッドの中の傷や病気を治すという部屋に連れて入りました。だが、ピラミッドの宝を狙う大泥棒達がシンドバット達をその部屋に閉じこめてしまったのです。
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まぼろしの国
シンドバット達の目の前に霧の中から美しい城が現れました。だが、この城は百年に一度一日だけ姿を出して夜明けに消えていく城だったのです。しかしお姫様と仲良くなったアリババはこの消えて行く城に残りたいというのですが…。
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魔法の竜
ケガをした老人に頼まれ、薬草を探し谷間に入ったシンドバット達は恐ろしい竜に襲われました。なんとその竜は老人に化けた魔法使いが操っていたのです。
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燃えるオアシス
やっと辿り着いたオアシスには水がありませんでした。シンドバット達は水を求めてオアシスの底を掘り始めました。しかし沸き出てきたのは地の底に眠っていた油の魔神だったのです。
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星の国から来た少女
七夕の夜、砂漠を行くシンドバット達は流れ星にのってやってきたシンディという名の女の子を助けました。シンディは星の国でわがままな事をしたので、地球で何か良いことをしないと元の星へ帰れないというのです。
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船をのむ大怪魚
突然現れた大怪魚が、シンドバット達を乗せた船をひと飲みにしてしまいました。海に投げ出されたシンドバット達は助けてくれた人魚姫と協力して大怪魚に立ち向かいます。
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アラジンじいさんの国
シンドバット達は昔アラジンじいさんが王様だった国にたどり着きました。今その国は悪い王様が人々を苦しめ困らせていたのです。シンドバット達は魔法使いに化けて悪い王様をこらしめようとしまうす。
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走れ!アリババ
バグダットを攻めようとする軍隊に捕らえられたシンドバットとアラジンじいさんは、生き埋めにされ殺されようとしています。二人を助ける為の手紙を持ったアリババは海を渡り砂漠を越えて走り続けます。
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砂漠の幽霊船
ある街でシンドバットが見つけた水パイプは、おじさんのアリ船長が使っていたものでした。行方不明になったおじさんの手がかりを求めて出発した一行の目の前に砂漠の幽霊船が現れたのです。
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ものいう石像
砂漠の真ん中でシンドバット達は胴体の無い石像の首を発見します。その首は自分を胴体の所へ連れて行けとシンドバット達に命令するのです。だが、首が胴体につながったその時…。
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魔法使いアリババ
旅の途中お腹が痛くなったアリババに、女の人が薬をくれました。その薬を飲んだアリババはシンドバットとアラジンに乱暴を始めるのです。アリババが飲んだ薬は人の心を変えてしまう魔法の薬だったのです。
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バベルの塔の謎
老人と少女に変身した魔法使いバルバとタバサに、シェーラは砂漠の真ん中にそびえ立つバベルの塔へ連れ去られてしまいました。シェーラを助けようと後を追いかけたシンドバット達は塔の中で奇怪な男達に襲われてしまうのです。
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100人の魔法使い
九官鳥からお姫様に戻ったシェーラは、シャルム姫とバグダットの宮殿で暮らすことになりました。しかしバルバは百人の魔法使いを集めて再びシンドバット達を攻撃しようとシェーラ姫の誘拐を企むのです。
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シェーラ姫の危機
シャルム姫に続いてシェーラ姫までもさらったバルバは、シンドバット達を古い闘技場に誘い込みました。そこでシンドバット達は自分達とそっくり同じ姿をしたミルジ三兄弟と戦う事になったのです。
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青い大魔王
百人の魔法使いがシンドバット達に退治されたことを知った青い大魔王は、魔神ズガールを呼びシンドバットを倒すよう命令するのでした。ズガールは魔神達を呼び集め、その一番手としてけむりの魔神を選び出したのです。
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魔神大戦争
青い大魔王に命じられてシンドバット達を攻撃しようと押し寄せる氷の魔神、火の魔神、油の魔神達。シンドバット達も巨人のジャイアン親子やロックル達の力を借りて魔神達に立ち向かっていくのです。
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魔法よとけろ
大クジラやロック、巨人やジャイアン達の助けを借りたシンドバットはとうとう魔神達を全滅させる事に成功しました。でも、魔神達を操る青い大魔王はそれより遙かに恐ろしい相手だったのです。
スタッフ
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キャラクターデザイン
関修一 -
シリーズ構成
松本功、中西隆三 -
プロデューサー
加藤良雄、児玉征太郎
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仕上・検査
浜口恭子 -
作画
白川忠志、加藤政志、朝戸澄子、広瀬和子、潤成実業、ほか -
作画監督
辻伸一、百瀬義行、福田皖 -
場面設定
吉原一輔 -
演出
黒川文男 -
絵コンテ
辻一郎 -
美術監督
大山哲史 -
脚本
高橋二三 -
音楽
菊池俊輔 -
仕上·検査
浜口恭子
キャスト
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アラジン
辻村真人 -
アリババ
神谷明 -
サタジット
峰恵研
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シェーラ
白石冬美 -
シンドバッド
小原乃梨子 -
スカール
増山江威子 -
タバサ
堀絢子 -
ナレーター
永井一郎 -
バグダッドの王
塩見龍介 -
ハッサン
高橋和枝 -
バルバ
矢田耕司 -
ランプの精
阪脩 -
人魚姫
杉山佳寿子 -
氷の魔人
八奈見乗児 -
火の魔人
山田俊司 -
青の大魔王
青野武 -
黒油の魔人
緒方賢一