レ・ミゼラブル 少女コゼット
エピソード
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ファンティーヌとコゼット
幼いコゼットを連れ、パリから仕事を探しにモンフェルメイユ村へやってきた母・ファンティーヌ。子連れのためどこからも雇ってもらえず困ったファンティーヌは…。
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ジャン・ヴァルジャンの秘密
コゼットがワーテルロー亭で厳しくつらい日々を送っていることを知らぬまま、無事にマドレーヌの経営する工場に仕事を得たファンティーヌ…。
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新しい友だち シュシュ
市長室で赴任の挨拶を受けるマドレーヌは、マドレーヌの風貌にジャン・ヴァルジャンの面影を見るジャヴェール警部の言葉に、不安を隠せずにいた…。
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お母さんの手紙
ファンティーヌからの手紙が届いたのを見たコゼットは、字が読めるようになることを望む。こっそり覗き込んだ学校の書き取りの授業を思い出しながら単語をガヴローシュと一緒に口ずさんでいた時…。
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ジャヴェールの疑惑
自らの危険を顧みず、馬車の下敷きになったフォーシュルヴァンを救い出したマドレーヌ。物陰からそれを見ていたジャヴェールは、その怪力に、マドレーヌはジャン・ヴァルジャンではないかとの疑念を強めた…。
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コゼットの誕生日
工場の中で子どものいることが噂になってしまい、女工仲間の嫌がらせに耐えるファンティーヌ。コゼットの誕生日に迎えに行けることを願って日々を過ごしていたが…。
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迷子のエポニーヌ
ワーテルロー亭にパリ帰りのお客・ベランジェが立ち寄った。食卓を囲みながら、エポニーヌはベランジェの土産話に聞き入り、華やかな都・パリへの憧れを募らせていく…。
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お母さんのスカート
工場を首になってから仕事の見つからないファンティーヌ。そうと知らずテナルディエは理由をつけてはコゼットの養育費をねだる…。
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テナルディエの悪だくみ
通りすがりに受けた嫌がらせに歯向かったファンティーヌは、反対に自分が悪者として逮捕されそうになるが、そこへマドレーヌが登場して彼女を救う…。
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迷いのマドレーヌ
いよいよ自らコゼット迎えに行こうとした矢先に、ジャヴェールから「ジャン・ヴァルジャンが捕まった」と聞かされて以来、悩み続けているマドレーヌ…。
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サンプリスの嘘
マドレーヌの帰りをひたすら待ち続けるアランとシスター・サンプリス。日に日に弱るファンティーヌを慰めることしかできない二人の前にマドレーヌが現れ…。
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ひとりぼっちのコゼット
警察の網をかいくぐりモンフェルメイユ村へと急ぐジャン・ヴァルジャンは、間一髪のところでジャヴェールの追っ手をかわす…。
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ジャン・ヴァルジャンとコゼット
夜の森で出会ったコゼットの水汲みを助けたジャン・ヴァルジャンは、通りすがりの旅人の振りをしてワーテルロー亭に宿泊を求める…。
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二人きりの旅
ワーテルロー亭から無事コゼットを連れ出したジャン・ヴァルジャンは、追っ手を避けながら街道沿いをパリへと向かっていた…。
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二人の絆
パリへ向かう途中、運河と大聖堂のある大きな街に立ち寄るジャン・ヴァルジャンとコゼット。賑やかな街並みに目を見張るコゼットは…。
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パリのゴルボー屋敷
パリの街外れにあるゴルボー屋敷で、名を偽ったジャン・ヴァルジャンとコゼットの新しい生活が始まった。ジャンはコゼットとの穏やかで心慰められる生活を大切に思うが…。
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迫り来るジャヴェール
パリに暖かく柔らかな春が訪れるが、ジャン・ヴァルジャンとコゼットは、変わらず人目を避けゴルボー屋敷でひっそり暮らしていた…。
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忘れていた再会
ジャヴェールによって路地に追い込まれたジャン・ヴァルジャンとコゼット。高い塀を乗り越えて間一髪で逃げ込んだ先は修道院の庭だった…。
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預けられたコゼット
ジャンが決意した危険な賭けとは、亡くなったシスターのために用意された棺おけに隠れて修道院を逃れることだった。コゼットとジャンが修道院に隠れていると疑わず…。
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修道院の日々
危険を乗り越え無事に戻ってきたジャンとコゼットは、修道院での新しい生活が始まった。ジャンはフォーシュルヴァンの弟と名乗り庭師として働き、コゼットは修道院の女学校に通い始める…。
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マリウス・ポンメルシー
ベアトリスが修道院の学院を離れ、家族の元に戻ることになった。皆でお別れをしながら、コゼットも将来の自分に想いを馳せる。ジルノルマン家にはマリウスの父の危篤の報が届くが…。
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それぞれの旅立ち
夜逃げしたテナルディエの代わりに借金取りに追われ、コゼットを思いながらひっそりとパリへ向かって出発するガヴローシュ…。
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パリの空の下で
修道院に別れを告げたコゼットとジャン。これから暮らすパリの街の賑やかな様子に驚くが、パリは不景気ですさんだ人々の集まる街でもあった…。
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リュクサンブールの出会い
シュシュと一緒にパリへ着いたガヴローシュは、浮浪児たちと一緒にたくましく生活していた。ゴルボー屋敷では、エポニーヌがマリウスを知るに連れ一層惹かれていく…。
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届かぬ思い
リュクサンブール公園で、互いの名前も知らぬままひそやかに視線を交わし始めるコゼットとマリウス。マリウスを意識して元気をなくすコゼットをジャンは案じるが…。
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パリのすれちがい
ブリュメ通りの古い屋敷に新しく居を構えたジャンとコゼット。密かに警察を恐れるジャンによって、リュクサンブール公園へと出かけられなくなったコゼットは…。
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飛び出した女の子
礼拝を終えた教会の中で、ジャンの戻りを待っていたコゼットは、青ざめ苦しげな様子の女性を助けた。屋敷に連れ帰ると、その女性はロザリーヌと名乗り…。
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拾われた手紙
ゴルボー屋敷の近くの雪道で、マリウスが拾った4通の手紙。それは、テナルディエの書いたお金を無心する偽の手紙だった。手紙を失くしてしまったエポニーヌは…。
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テナルディエの罠
やって来た「慈善家の紳士」がジャン・ヴァルジャンだと気づいたテナルディエは、仲間を集め長年の恨みを果たそうと企みを巡らし始めた…。
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残されたコイン
悪党たちに囲まれたジャンの前で、とうとう正体を現したテナルディエ。警察に合図するために隣の部屋に隠れていたマリウスは…。
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穏やかなプリュメ通り
テナルディエのたくらみから辛くもコゼットの元に戻ることができたジャン・ヴァルジャンは、腕に負った傷のせいで体を弱らせてしまった…。
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あの日の面影
仲間たちとフォルス監獄に囚われたままのテナルディエは、ジャン・ヴァルジャンへの復讐を誓い、脱獄の機会をじっとうかがっていた…。
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あきらめかけた再会
ようやく元気になり、コゼットに見送られて旅支度で馬車に乗り込むジャン。御者に告げた行き先は、幼いコゼットが育ったモンフェルメイユ村だった…。
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象の中の子供たち
とうとう再会できたマリウスとコゼット。夜の庭でひそやかに言葉を交わすうち、コゼットは幼い頃の身の上を打ち明け、自分を助けてくれたガヴローシュのことをマリウスに伝える…。
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パトロン・ミネットの脱獄
激しい雷鳴と雨が降る夜、とうとうパトロンミネットたちがフォルス監獄から脱獄した。警備兵に追いかけられて屋根から足を滑らせてしまったテナルディエを助けたのは…。
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病める都・パリ
流行り病が収まらず、パリの街は一層不安な空気に包まれていた。ジャンは学校の建設をあきらめ、貧しい人々のための病院を作ろうと奔走していた…。
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マリウスの誤算
市民の期待を背負ったラマルク将軍が姿を見せなくなり、パリの街にはますます重い空気が広がっていた。革命の噂がささやかれ…。
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コゼットとエポニーヌ
マリウスを信じて待っていたコゼットに、今すぐ荷物をまとめ屋敷を出ることを突然告げるジャン。コゼットは再びマリウスと会えなくなることを恐れるが…。
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1832年6月5日
マリウスがようやくコゼットを訪ねたとき、既に一家は屋敷を立ち去った後だった。マリウスは悲嘆に暮れながら、夜のパリの街でコゼットを探し続けた…。
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革命の夜
今やパリのあちこちにバリケードが築かれ、市民と警官たちが睨み合いを続けていた。アンジョルラスたちのいるコラント酒場のバリケードでは…。
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エポニーヌの恋
マリウスの必死の働きによって危機を脱することができたコラント。静まり返る周囲の様子に、バリケードの仲間たちは次の攻撃に忙しく備えていた…。
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マリウスからの手紙
バリケードの中に潜り込みアンジョルラスたちを偵察していたジャヴェールは、ガヴローシュに正体を気づかれ、とうとう捕らえられてしまう…。
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ガヴローシュの願い
コラントの店の中で、ジャンは、捕らえられ柱に縛られたジャヴェールと再会する。一方、家に戻らないジャンを心配するコゼットも、こっそりと屋敷を抜け出て教会へと向かうのだった…。
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未来へのともしび
ロマルメ通りのアパートでは、医者に手当てを受けたガブローシュが眠っていた。コゼットは、自分との約束を守り、ガヴローシュを助けてくれたシュシュを抱きしめるのだった…。
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パリの下水道
ついにすべてのバリケードが陥落し、学生たちの革命も失われてしまった。瓦礫の中でジャヴェールは必死にジャンを探すが見つからない…。
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ジャヴェールの正義
地下水道から抜け出しセーヌ河のほとりに辿り着いたジャンを待っていたのは、ジャヴェールだった。自らの信念に基づき、ジャンを捕らえようとするジャヴェールだったが…。
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心の絆
置いてきたブレソールとユーグを案じて、怪我が治らないまま出て行こうとするガヴローシュ。コゼットが心配して引きとめていると、ジャンが2人を連れてアパートに戻ってくる…。
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コゼットとマリウス
秋になって大分体が回復してきたマリウス。ジルノルマン邸の庭で、コゼットと2人で穏やかな時間を過ごしていた。歩けるようになったマリウスは…。
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私のお母さん
母・ファンティーヌに結婚の報告をするために、モントルイユ・シュル・メールへと向かうことになったコゼット。母の眠る町にガヴローシュとともに旅立ったコゼットは…。
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永遠のリング
念願だった新しい学校の建設も進む頃、コゼットの結婚式が迫ってきていた。弁護士の試験にも合格し、幸せなマリウスとコゼットを前にしながら…。
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明かされた真実
自らの秘密をとうとうマリウスに告げたジャンは、すべてを託して2人の前から消え去ってしまう。しかし、ジャンのこれまでの行いを思い起こせば起こすほど…。
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銀の燭台
パリの街にノートルダム寺院の鐘が鳴り響く。ジャンの作り上げた学校では、ガヴローシュや子どもたちが教室で一生懸命学んでいる。弁護士事務所を開いたマリウスは…。
スタッフ
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アニメーション制作
日本アニメーション -
キャラクターデザイン
渡辺はじめ、吉松考博 -
制作
日本アニメーション
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原作
ビクトル・ユーゴー「レ・ミゼラブル」 -
撮影監督
森下成一 -
監督
桜井弘明 -
総作画監督
志田ただし -
美術監督
中村光毅 -
美術設定
伊藤主計 -
脚本・シリーズ構成
金春智子 -
色彩設計
小松原智子 -
音楽
松尾早人 -
音響監督
早瀬博雪
キャスト
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アゼルマ
間宮くるみ -
アゼルマ2才
鎗田千裕 -
アラン
勝杏里
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エポニーヌ
笹本優子 -
エポニーヌ4才
大友友希 -
おかみ
堀越真己 -
ガヴローシュ
小林由美子 -
コゼット
名塚佳織 -
コゼット3才
松元環季 -
ジャヴェール
松山タカシ -
ジャン・ヴァルジャン
菅原正志 -
テナルディエ
矢部雅史 -
ファンティーヌ
萩原えみ子 -
マリウス
勝杏里