絆のアリル
エピソード
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絆のアリル~もう一つのユーフォリア~
バーチャル世界の学園・ADENアカデミーの生徒ミラク。キズナアイに憧れてバーチャルアーティストを目指す彼女は、初めて学内でパフォーマンスを披露する日の朝を迎えた。緊張の面持ちで家を出たミラクは、学園内にある温室にたどり着く。そこには、神秘的な雰囲気をまとった男子生徒が佇んでいた。何か話しかけようと思案するミラクに差し出されたのは、一杯の紅茶。不思議と緊張が解け、ひと息ついたところで授業に間に合わないことに気が付く。慌てて教室へ向かうミラク。初パフォーマンスの幕が上がる――。
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出会いの引力
キズナアイに一歩でも近づきたいと願うミラク。全力でパフォーマンスを披露するも、自らの実力不足を痛感する。落ち込むミラクだが、キズナアイのパフォーマンス映像に背中を押され、ADEN内の新たな空間に足を踏み入れる。そこで出会った丸っこいフォルムのアバター・まるまる(ミラク命名)といるうちにうたた寝をしてしまったミラク。何かの気配を感じて目を覚ましたミラクの前には、見たことのない少女が現れる。クリスと名乗る彼女は、「ミラクに興味がある」と告げる。
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ステージへの第一歩
バーチャルアーティストの最高峰・ラピンドールを決める「バーチャルグリッドアワード」のエントリーが始まった。ADENアカデミーでの予選突破の条件は、課題曲を披露し学園内で上位30人にランクインすること。ADENが用意した課題曲は、オリジナル歌詞に変更することができる――そのルールを聞いたミラクは、元の歌詞のまま上手くパフォーマンスする方法を思案する。クリスとともに上位に入るヒントを学園内で探し、配信に挑戦するミラク。すると、現ランキング予選圏内にいる生徒・ノエルから突然呼び出される。
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混迷のアンダンテ
ADENで人気のバーチャルアーティスト・ノエルに「中途半端」だと一蹴されてしまったミラク。落ち込みながらも、自身の甘さを自覚して精一杯練習に打ち込んでいた。クリスとまるまるに見守られながら、特訓を重ねるミラクは、自身のパフォーマンス中のトークスキルが足りないことを実感する。苦手なトークの克服のために、クリスも巻き込んでトーク動画の配信を始めるミラク。しかしうまく言葉がまとまらず、配信事故状態になってしまう。意気消沈のミラクは、初めてパフォーマンスをした日に訪れた温室にまた足を運んでいた。
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言葉の色
「バーチャルグリッドアワード」予選通過のため、試行錯誤を重ねながら動画配信を続けるミラク。ついに動画の再生回数が上がり、そのままランキングも大幅アップ!と思いきや、現実はそう上手くはいかない。伸び悩むミラクは学園内で一人呆けていると、勢いよく自分の元にやってくる人影に気が付く。現れたのは、以前ミラクの配信を見てきつい言葉を投げかけたノエルだった。ノエルは有無を言わさぬ態度で、ミラクをどこかへ連れて行こうとする。たどり着いた先は、ADENのレッスン室で――
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完璧の理由
「楽曲とバーチャルアーティストとのつながり」の大切さをノエルから教わり、これまでで一番手ごたえのあるパフォーマンスを披露できたミラク。配信をみた人たちの心にも響き、少しずつではありながらランキングも上昇していた。前より自信を持つことができるようになったミラクは、オリジナル歌詞を制作することに意欲をみせ、また、ノエルも作詞に挑戦するよう声をかける。しかし、ノエルは自身の過去に基づく「完璧」へのこだわりから、一歩踏み出せずにいた。
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葛藤のバトルフィールド
「私、自分探しの旅に出る」突然クリスはミラクたちにそう伝えると、どこかへ去って行ってしまった。不審に思ったミラクたちは、クリスが実は謎めいた存在であることに気が付く。ノエルの一声でクリスについて調べることにしたが、過去の個人配信などを見ればみるほどますます謎は深まっていく。それから一週間が経ったある日、ミラクの元にクリスから一通のメールが届く。久しぶりの再会を果たしたクリスは、なぜか全身ボロボロの姿。果たして彼女の身に何があったのか――
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憂いのティータイム
ノエルのパフォーマンスは圧倒的な支持を集め、ランキングもついに10位圏内まで届いていた。さらに、クリスも配信を続ける中で着実に予選圏内に近付いてきている。一方でミラクは、依然としてランキングが伸び悩んでいた。そんな中、ミラクたちはADENから学内イベント「アルティメット」の話題に。ドローンでのレースという一見「バーチャルグリッドアワード」には無関係に思える内容だが、それはADENの全生徒に注目される機会――いわばミラクにとって逆転のチャンスを意味していた。
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予測不能のアルティメット
ADENアカデミーでは、XRテクノロジーコースの生徒が作成したレースゲーム、通称「アルティメット」が開催されようとしていた。1位を獲得した生徒には、特別ステージでのパフォーマンスの権利が与えられる。ランキングを大幅にアップするチャンス!と意気込むミラクたちだが、一筋縄ではいかないゲームシステムに大苦戦。さらに、頭脳明晰で強力なライバル・リズには序盤から大幅にリードされてしまう。1位の座に輝くのは、一体どの生徒なのか!?
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私らしくの意味
惜しくも「アルティメット」の1位を逃してしまったミラク。それは、全生徒の前でのパフォーマンスのチャンスを失ったことも意味していた。焦るミラクは誰かのアドバイスを求めようとするが、「人に頼ってばかりで自分がない人間」だとリズに一喝されてしまう。ランキングが停滞した上に、リズの言葉が胸に突き刺さったミラクは、自分のパフォーマンスを見失ってしまう。「ミラクらしくない」とクリスやノエルは心配するが、ミラクの配信は迷走の一途をたどっていた。
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True color
オリジナル歌詞を完成させたミラク。完全復活したミラクの笑顔に安心するクリスたちを傍目で見るまるまるは、嬉しさだけではない複雑な感情を抱いていた。「バーチャルグリッドアワード」には出場しないまるまるだが、本当は出たいのではないかと気にかけるミラク。そんな中、バーチャル配信イベント「シャワーオブサウンドフェスタ」の開催が知らされる。出場条件は、2名以上のユニットであることのみ。そこでミラクは、まるまるを誘ってみようと考えるが――
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運命のステージ
「バーチャルグリッドアワード」予選もいよいよ佳境をむかえていた。ランキング圏内まであと一歩のミラクは、最後の追い上げでベスト30入りを目指す。コラボライブのために、ミラクはクリス、ノエル、リズ、そして新しい仲間・クオンとの5人でPathTLiveを結成。いざライブに向けて盛り上がりを見せるミラクたちだったが、突如学園の方針が変わり、コラボライブの選択が不利な状態に。仲間同士でも不穏な空気が漂いはじめ、早くもチーム解散の危機が訪れる。
スタッフ
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CGディレクター
佐々木涼 -
アニメーション制作
シグナル・エムディ -
キャラクターデザイン
森田二惟奈
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キャラクター原案
森倉円 -
シリーズ構成
赤尾でこ -
プロップデザイン
談凱琪 -
撮影監督
小池真由子 -
監督
駒屋健一郎 -
総作画監督
髙橋瑞紀 -
編集
増永純一 -
美術監督
三宅昌和 -
美術設定
金平和茂 -
色彩設計
関本美津子 -
音楽
坂部剛 -
音響効果
安藤由衣 -
音響監督
明田川仁
キャスト
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エリー
吉木悠佳 -
キズナアイ
キズナアイ -
クオン
川口莉奈
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クリス
小玉ひかり -
サラ
夏目妃菜 -
ジェシー
蘭笛 -
ジュア
南雲希美 -
セア
月乃 -
ゾーイ
古畑奈和 -
ソフィア
北原侑奈 -
ニスカ
松岡侑李 -
ノエル
貫井柚佳 -
ハル
矢野妃菜喜 -
ヒメナ
荒井瑠里 -
ミラク
日原あゆみ -
リズ
塙有咲