新作
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月刊モー想科学
舞台はとある国にある街モーストシティ。 古びたビルの2FにTVアニメ『月刊モー想科学』を発行する小さな出版社があった。TVアニメ『月刊モー想科学』は奇想天外で「も~びっくり!」な事件、 科学者でも「も~無理!」なオーバーサイエンスな現象を記事にしている科学雑誌である。 スタッフは美人編集長と編集者のタロー・J・鈴木だけ。 それに加えてアシスタントの小学生ジロー・田中と犬のサブローがいるのみだ。 編集部はいつも空で、タローとジローとサブローは 同じビルの1Fにある喫茶『岩(ロック)』に入り浸っていた。ある日、科学者のゴロー・佐藤が相談に訪れたことから、奇想天外な物語が始まるのだった……。
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トランスフォーマー アーススパーク
オプティマスプライムによりサイバトロン星への通路「スペース・ブリッジ」が破壊され、正義のオートボットと悪のディセプティコンの戦争が終わってから15年。 フィラデルフィアからペンシルベニア州の小さな町ウィトウィッキーに引っ越してきたマルト一家のロビーとモーの兄妹は、偶然入った洞窟で、テランと呼よばれる地球生まれの新らしいトランスフォーマーを誕生させてしまう。 テランのツウィッチとスラッシュの2人とロビーとモーは手に付けられたサイバー・スリーブによって感情がつながっていることに気付く。そしてテランのふたりはマルト一家の家族として生活を始めるのだった。オプティマスプライムは人間とトランスフォーマーが平和に暮らせる世界を目指し、ゴーストと呼ばれる秘密組織で働き、ディセプティコンをとらえていた。そんな中、最近ディセプティコンたちが消えているという噂を耳にする。 新たな敵がウィトウィッキーの町に迫っていると察知したオプティマスは、かつて戦争でともに戦ったロビーとモーの母親ドットを訪たずね、ゴーストに協力してほしいと頼む。謎に包まれたゴースト組織・・・ テランたちが見つかればつかまってしまう。 そしてトランスフォーマーたちを狙う新たな敵とはいったい何者なのか。家族を、トランスフォーマーたちを守るため、みんなで敵に立ち向かう!
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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
公爵令嬢リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーには秘密があった。 それは『20歳で命を落としては5年前の婚約破棄の瞬間に戻る』こと。 商人、薬師、侍女、騎士など様々な生き方を存分に満喫してきたが、 7回目を迎えた今回の人生こそ長生きしてごろごろすると決心する。しかし、決意を胸に城を飛び出そうとしたところ、 残虐と名高いガルクハイン国の皇太子アルノルト・ハインと邂逅。 彼こそ騎士人生でリーシェを殺した張本人だが、妙に気に入られ——「願わくはどうか——どうか、俺の妻になってほしい」生き残るため、戦争を起こさせないため、過去に得た経験を駆使し、 敵国の花嫁となったリーシェの7回目の人生が始まる。
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即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
全ての敵を即死させる!最強主人公爆誕!!修学旅行中、高遠夜霧とクラスメイトたちは、突然異世界に召喚された。 召喚したのは賢者を名乗る女、シオン。彼女は《ギフト》と呼ばれる特殊能力を彼らに与え、 賢者になるための試練をクリアしろと一方的に宣告する。突然の事態に動揺しつつも行動を開始する一同。だが、なぜか《ギフト》を与えられなかった夜霧や壇ノ浦知千佳ら一部の生徒は、 ドラゴンが迫る草原に囮として置き去りにされてしまう。飛来したドラゴンによって次々に殺されていく残された生徒たち。 夜霧と知千佳も絶対絶命の大ピンチ!……かに思われたが……。「死ね」夜霧はその一言でドラゴンを撃退。 なんと彼は、任意の対象を即座に殺せる《即死チート》の持ち主だった!!!元いた世界への帰還を目指し、旅を始める夜霧と知千佳。 そんな彼らの前に現れるのは異世界にいるチート能力者たち。不死身の吸血鬼? やり直しの勇者? 神に溺愛されし転生者? そんなやつら、即死チートの相手にはまるでならないんですが!前代未聞のチート能力が武器のダウナー系少年と ちょっぴり残念な美少女の異世界冒険が今、幕を開ける!!
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グレンダイザーU
砂漠に堕ちた男には、記憶がない。 男は兜甲児に拾われ、大介と名付けられた。 夢のクリーンエネルギー光子力により成した財で、大富豪と正義の味方、2 つの顔を持つ甲児は、 どこか陰があるも非凡な才能を持つ大介に信頼を寄せて行く。 穏やかな日々が続くと思われていた中、未確認空中現象が世界中の大都市上空に出現する。 それは地球から遠く離れた星系より襲来したベガ星連合軍だった。 地球の兵器を遥かに凌駕するベガの前に蹂躙される人類。 プールの水を割って屹立する鉄の城マジンガーZ、 地球最後の希望も異形の兵器円盤獣を前に苦戦を強いられる。 絶体絶命の中、砂塵を舞い上げ現れたのは、異星の魔神グレンダイザー。 乗っていたのは大介、彼は故郷フリード星を追われた王子デューク・フリードだったのだ──
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大室家 dear sisters
中学1年生の大室櫻子は、学校でも家でも元気いっぱい。 三姉妹の中心として姉の撫子、妹の花子に呆れられながらも楽しい毎日を過ごしている。 今日は学校で向日葵に宿題を手伝ってもらい意気揚々と帰宅した櫻子。 しかし家は静まり返っており誰もいない様子。 実は先に帰っていた花子はソファの影で息をひそめている。 花子には絶対に櫻子に見つかりたくない理由があったが、 あっさり櫻子に見つかってしまい、大笑いされてしまう。 花子の顔はマジックペンがついておりヒゲのようになっていたのだ。 遠慮なく笑う櫻子にイラッとする花子だったが、さらに怒り顔なのが姉の撫子。 食べるのを楽しみに取っておいたアイスがなくなっているという。 アイスを食べた犯人として撫子と花子に疑われ、一気に形勢不利になった櫻子。 三姉妹は2対1になりがちだ。
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大室家 dear friends
その日の大室家は、いつになく緊張感に包まれていた。「やだし。だったらもう――姉妹、やめるし」と花子が怒りをにじませると、その言葉を聞いて櫻子は思わず泣きそうになる。「そんなに、そんなに…私のお下がりのパーカーがいやか!?」。ケンカの原因は、櫻子が花子にあげようとした“巨大なニワトリ”柄のパーカーだ。それを見ている撫子にいたってはいつもと変わらないクールな表情。櫻子にパーカーを当てられそうになると華麗に身をかわす2人。誰ももらってくれないパーカーの長所を必死にアピールする櫻子だが、温かいこと以外の良さが見つからない。しまいには2人に、「そのパーカー、失敗したね?」「確かに着てるの1回も見たことないし」と図星を突かれてしまう。あきれる撫子と花子、1人うろたえる櫻子。おそらく今日も大室家は平和である。