BLACK LAGOON
エピソード
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The Black Lagoon
日本の商社、旭日重工に勤めるしがないサラリーマン、岡島緑郎。取引先にディスクを届ける旅の途中、海賊まがいのダッチ、レヴィ、ベニーに捕らわれ、訳のわからぬうちに誘拐されてしまう。彼らの狙いは、緑郎の持っていたディスク。見知らぬ地に上陸した緑郎は、三人とともにとんでもない襲撃に巻き込まれてしまい…。
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Mangrove Heaven
襲撃したのは、エクストラオーダー社という「戦争屋」から派遣された傭兵たちだった。岡島緑郎=ロックは事実隠蔽のために会社から見放されたのだ。なんとか海へ逃げたラグーン号を傭兵たちの乗る戦闘ヘリが追撃する。圧倒的な戦力差に追い詰められるラグーン号。そんな中、ロックは正気とは思えない作戦を口にして…。
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Ring-Ding Ship Chase
ラグーン号のクルーとなったロック。そして交渉役として一応の仕事をこなしていたある日、ロアナプラの街に構えたオフィスでひと時の休息を楽しんでいたラグーン商会に、横領品受け取りの依頼が舞い込む。だが、依頼はロシアンマフィアの元で仕事を受けるようになった彼らを逆恨みした者が仕掛けた罠だった…。
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Die Rückkehr des Adlers
終戦間近のインド洋で連合軍によって撃沈された一隻のUボート。その艦内には『ブリュンヒルデに導かれし十二名の騎士』という絵画が残されていた。ラグーン商会の今回の仕事はその絵画を引き上げること。ダイビングの経験があると口を滑らせたため、回収作業をするハメになったロックはレヴィとサルベージを開始して…。
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Eagle Hunting and Hunting Eagles
Uボートの艦内に侵入したロックとレヴィ。一方、ラグーン号は突然攻撃してきた船舶の様子をうかがっていた。彼らの目的はラグーン号同様、沈没したUボートの探索らしく、潜水ポッドを降ろし作業に入る。このままでは艦内のロックたちと鉢合わせてしまう。なす術のないダッチたちはチャンスをうかがうことに…。
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Moonlit Hunting Grounds
不審船から潜入した一団の襲撃を受け、レヴィたちは目的の絵を奪われてしまった。その絵を奪った彼らはナチスの遺産であるその絵を狙う、ネオナチの一団。相手の充実した装備に加え、依頼に提示された異常に高いギャラに不審を抱きながらも、ダッチとレヴィは絵を取り戻すべく、ネオナチの船へ襲撃を試みるが…。
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Calm Down,Two Men
潜水艦での一件以来、ロックとレヴィの間は気まずいまま。険悪な雰囲気を漂わせたまま、二人はダッチの使いを黙々とこなす。最後に武器を受け取るべく訪れた教会では、ロックの機転で老獪なシスターを相手にした駆け引きに成功するも状況は変わらなかった。昼食の席で「もう謝らない」と宣言したロックにレヴィは…。
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Rasta Blasta
武器の受け渡しを終えたラグーン号が受け取った荷物は、白人の少年だった。戸惑うロックに、荷物に余計な感情移入は必要ないと言うダッチ。少年のかわいげのなさにキレたレヴィに代わって見張りをすることになったロックは、激しい反発にさらされながらも、彼が南米十三家族、ラブレス家の次期当主であると確信して…。
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Maid to Kill
イエローフフラッグに現れたのは、ラブレス家に仕えるハウスメイドであるロベルタだった。自分を囲むコロンビア・カルテルを相手に物怖じもせずに対峙したロベルタは、彼らと大銃撃戦を展開する。ロックたちはこの件から手を引くことを決意、少年をその場に置いて、銃撃戦のただなかから抜け出そうとするが…。
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The Unstoppable Chambermaid
イエローフラッグから辛くも脱出したラグーン号の面々だが、ロベルタの追撃は続く。夜のロアナプラを舞台に、派手なカーチェイスを繰り広げるロックたち。ついにロベルタに捉えられたロックたちの車は、埠頭に積まれたコンテナの山に突っ込んでしまう。それでも起き上がってくるロベルタに万事休すと思われたその時…。
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Lock'n Load Revolution
テロリストによって事務所を爆破された香港マフィアの張から、ラグーン商会に緊急の依頼が舞い込む。内容はアメリカに対するテロ計画書の運送。この仕事には慎重を期して、それぞれに目的地が設定された五つのチームが用意されていた。依頼の最中、張の事務所に続き、ラグーン商会も容赦のない襲撃を受けるが…。
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Guerrillas in the Jungle
陽動のため、二手に分かれたラグーン号の面々。レヴィとロックは無事に逃し屋との待ち合わせ場所にたどり着くが、先回りしていたテロリストにロックが捕えられてしまう。逃がし屋に偽装して彼らを待ち受けていたのは、テロリストの中にいたタケナカだった。アジトで尋問を受けるロックにタケナカは自分の過去を語り…。
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The Gunslingers
ついにバラライカの居所をつかんだ雪緒と銀次は、港のマリア・ザレスカ号を目指す。一方、手打ちを持ちかけてきた香砂会との会談に臨んだバラライカは、彼らとの共闘を断り、屋敷を取り囲む機動隊を尻目に悠然と脱出する。バラライカから鷲峰組との抗争終結を告げられたロックは、雪緒にそれを知らせるため、レヴィとともにバイクを走らせる。港近くで二人と遭遇した雪緒は、ロックの説得も虚しく「仇」であるバラライカへの報復を口にする。
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Snow White's Payback
バラライカの鷲峰組への攻撃は熾烈を極める。追い詰められた雪緒は、ホテル・モスクワの手口にヒントを得て、思わぬ反撃に出る。
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The Dark Tower
鷲峰組の屋敷からチャカたちに拉致された雪緒を追って、レヴィとロック、そして銀次はとあるボウリング場へと向かう。正面から突入し、チャカの配下のチンピラたちを蹴散らすレヴィと銀次。レヴィとの勝負を望むチャカは、お膳立てのために雪緒を連れて逃げるが、途中、ロックに阻まれ、雪緒を取り逃がすことに。チャカを追うレヴィと銀次。一方、ロックたちはロッカールームへと逃げ込む。君を放っておけなかったと言うロックに、雪緒は静かに語り出す。
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Two Father's Little Solidier Girls
鷲峰組と訣別したバラライカは任務を冷徹にこなす。一方、 鷲峰組の跡目を継ぐことを決意した雪緒は日常に別れを告げる。
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The Succession
香砂会に対して容赦なく攻撃を加え、資金源をつぶしていくホテル・モスクワ。六本木での鷲峰組との会談で、香砂会への次なる攻撃について淡々と語るバラライカに、坂東たちは慌て始める。そんな中、レヴィに興味を示した鷲峰組組員、チャカは、彼女に軽くいなされた腹いせにロックに手を出し、その場はことなきを得るも遺恨を残すことに。あくる日、雪の降る駅のホームで、ロックは高市で出会った女学生、雪緒に再会する。
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Fujiyama Gangsta Paradaise
暴力団からの依頼を受けたバラライカに同行し、来日したロックとレヴィ。その依頼の内容とは、親筋にあたる暴力団への共同戦線だった。
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Mr.Benny's Good Fortune
追い詰められるジェーンたちの救出に向かうダッチとベニー。賞金稼ぎたちとの激しい攻防戦が繰り広げられる中、驚くべき事実が明らかに。
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The Roanapur Freakshow Circus
エルヴィスから逃げたジェーンと偽札の原版の回収を依頼されたシェンホアらロアナプラの仕事師たち。ジェーンの泊まるモーテルに踏み込んだ彼らは、ギリギリのところでジェーンをとり逃してしまう。ジェーンを金づるとにらんだエダが、一度は援助を断った彼女の気を変えるために流した情報に騙されたためだった。ジェーンを確保してラグーン号へと向かうレヴィたち。しかし、飛び込みで入った仕事のため、ドックにラグーン号の姿はなかった…。
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Greenback Jane
夜のロアナプラのとあるホテル。フロリダのヌエヴォ・ラレド・カルテルから旧ドル紙幣の偽札作りを依頼されたジェーンは、原版の完成を急がされていた。偽札の完成度にしか興味のない彼女たちに、業を煮やしたカルテルのエルヴィスは仲間の一人であるテオを撃ち殺す。チームの要である彼を殺されたことで、カルテルに愛想を尽かしたジェーンはホテルから逃亡、追っ手から逃れて暴力教会へと逃げ込み、レヴィとエダに助けを求める…。
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Swan Song at Dawn
双子がくるというポイントにバラライカたちがいないことに気付いたレヴィとエダ。彼らが向かうだろうホテル・モスクワへ向かう途中、二人は双子と遭遇、取引を持ちかけられるが、ホテル・モスクワも巻き込んだ銃撃戦に発展、双子を逃がしてしまう。しかし遊撃隊は混乱していると見せかけて双子をある地点へと追い込んでいたのだ。ついに対面するバラライカと双子の片割れ。一方、レヴィと別れたエダは、双子の一人に逃がし屋を紹介するよう脅されていた…。
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Bloodsport Fairytale
バラライカは直属部隊である「遊撃隊」を投入し、事態の解決に本腰を入れ始める。手掛かりとなったのは、二人の子供が残した言葉。そこからロックが割り出した情報をヒントに、ついにバラライカは解決の糸口を見つけ出す。この惨劇を仕掛けた犯人を割り出したホテル・モスクワは、香港マフィア、三合会と協力関係を結び、行動を開始する。賞金を狙う殺し屋たちがひしめく街で、実行犯である二人の子供たちは、餌を求めるように再び動き始める…。
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The Vampire Twins Comen
ホテル・モスクワ配下の店が、相次いで何者かに襲撃される。各勢力が危ういバランスでひしめき合っているロアナプラにおいて、均衡を崩すべく動いているのは何者か。騒然とするマフィアの連絡会は、よそ者の犯行と断定する。犯人には高額の賞金を賭けられ、にわかに活気付くロアナプラ。そんな中、またも事件が発生。生き残ったバーテンの証言によると、現場となったカリビアン・バーを訪れ、惨劇を巻き起こしたのは、二人の少年少女だという…。
スタッフ
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GENEON ENTERTAINMENT
USA -
アニメーション制作
マッドハウス -
キャラクターデザイン・総作画監督
筱雅律
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プロップ・メカニック設定
木村雅広 -
プロデュース
ジェネオンエンタテインメント -
助監督
川村賢一 -
原作
広江礼威 -
掲載誌
月刊サンデーGX -
撮影監督
増元由紀大 -
月刊サンデーGX
小学館 -
監督・脚本・シリーズ構成
片渕須直 -
編集
木村佳史子 -
美術監督
金子英俊 -
色彩設定
角本百合子 -
製作
GENEON ENTERTAINMENT -
音楽
EDISON -
音楽プロデューサー
岡田こずえ -
音響監督
本田保則
キャスト
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イブラハ
山口健 -
エダ
唐沢潤 -
ガルシア
伊倉一恵
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シェンホア
佐々木優子 -
ダッチ
磯部勉 -
バオ
斎藤志郎 -
バラライカ
小山茉美 -
ベニー
平田広明 -
ポリス
楠大典 -
ヨランダ
竹口安芸子 -
レヴィ
豊口めぐみ -
レガーチ
大森章督 -
ロック
浪川大輔 -
ロベルタ
富沢美智恵 -
張
森川智之 -
竹中
佐々木勝彦