アクション/バトル
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嘆きの亡霊は引退したい
トレジャーハンターになろうぜ 目指すはただひとつ、世界最強の英雄だかつてそんな誓いを交わした六人の中でひとりだけ 圧倒的に才能がなかった少年がいた。ある日挫折を口にした彼に、幼馴染は言った。 「クライ、お前、特に役割ないんだからリーダーやれよ」才能があり過ぎる怪物達(=幼馴染達)で結成されたパーティ 《嘆きの亡霊(ストレンジ・グリーフ)》は 数年にしてその名を帝都中に轟かせ、 そのてっぺんに据えられた彼は あれよあれよという間に最強パーティのリーダーとして祭り上げられた。跳ね上がる周囲からの期待により 彼の言動はいつだって勘違いされ、事態は予想もしない展開に…。これは、最強パーティのリーダーにして 最強のクランマスターとして名を馳せるクライ・アンドリヒの 栄光と苦悩に満ちた英雄譚である!
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さようなら竜生、こんにちは人生
ある時、最古の神竜が人間に討たれた。 悠久の時を生き、神々すらひれ伏す絶大な力を持つその竜は、孤独と共に己の死を受け入れた。 しかし、次に気がついた時、竜は辺境の村人ドランとして第二の生を受けていた。人間として竜よりずっと短い生を生きることになった彼は、畑仕事に精を出し、食を得るために動物を狩る……。 質素ながらも温かい村での生活に、ドランの心は竜生では味わえなかったささやかな喜びで満たされていく。しかし、そんなある日、沼地の調査に出かけたドランの前に、セリナと名乗る半身半蛇のラミアが現れた。 伴侶を探して旅をしている彼女は、ラミアなのに人間を誘惑するのが苦手だという。 人と魔物、相容れぬ存在ながらも次第に心を通わせていく二人。 だが、二人の前には様々な外敵が現れて――!?辺境から始まる、元最強最古の竜の“生き直し”ファンタジー!
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シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 2nd season
「クソゲー以外をプレイするなんて、いつ以来だろうな」ディスプレイを使用するゲームが、レトロゲームに分類されるようになった、少しだけ未来の世界。この世界では、最新のVR技術に内容が追いついていない、いわゆる“クソゲー”と呼ばれる作品が大量にリリースされていた。そんな数多のクソゲーをクリアすることに情熱を捧げてきた1人の“クソゲーハンター”陽務楽郎。彼が次に挑んだのはクソゲーの対極、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』だった。集う仲間、広がる世界。そして“宿敵”との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていく!! 最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、ここに開幕!!
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BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-
《見えざる帝国》の第二次侵攻により 《影の領域》へと変貌した瀞霊廷で、死神と滅却師の戦いは続く。 奪われた卍解を取り戻し、反撃の狼煙を上げた護廷十三隊は、 次々と星十字騎士団の聖章騎士たちを撃破していく。 そんな中、霊王宮での修業を終えて、新たな力を得た阿散井恋次、朽木ルキア、 そして――黒崎一護が瀞霊廷に帰還する。 再びユーハバッハに挑まんとする一護の前に立ちはだかったのは石田雨竜。 引き絞った弓を向ける友の真意を問う一護に、 雨竜が返したのは訣別の矢であった。ユーハバッハは雨竜と親衛隊を引き連れて遮魂膜を突破。 遂に戦いの舞台は、不可侵の神域・霊王宮へと移る。 不遜な侵入者を迎え撃つ王属特務・零番隊の五人。 その驚異的な力の前に、ユーハバッハも親衛隊も敗れ去ったかに見えたが…… 真の戦い、真の絶望は今まさに始まらんとしていた。死神と滅却師、一護と雨竜、信念と決意―― 決して相容れぬ光と影は、紺碧の天空に相剋する。
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グレンダイザーU
砂漠に堕ちた男には、記憶がない。 男は兜甲児に拾われ、大介と名付けられた。 夢のクリーンエネルギー光子力により成した財で、大富豪と正義の味方、2 つの顔を持つ甲児は、 どこか陰があるも非凡な才能を持つ大介に信頼を寄せて行く。 穏やかな日々が続くと思われていた中、未確認空中現象が世界中の大都市上空に出現する。 それは地球から遠く離れた星系より襲来したベガ星連合軍だった。 地球の兵器を遥かに凌駕するベガの前に蹂躙される人類。 プールの水を割って屹立する鉄の城マジンガーZ、 地球最後の希望も異形の兵器円盤獣を前に苦戦を強いられる。 絶体絶命の中、砂塵を舞い上げ現れたのは、異星の魔神グレンダイザー。 乗っていたのは大介、彼は故郷フリード星を追われた王子デューク・フリードだったのだ──