オーバーロードIII
エピソード
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支配者の憂鬱
ナザリック地下大墳墓の最高支配者アインズ・ウール・ゴウン――この偉大な主に仕えることはNPCにとって存在意義であり、誇りである。DMMO-RPG《ユグドラシル》から転移して以来、アインズはそんなNPCたちの期待を裏切らないよう、偉大な支配者を演じつづけている。一方で、喜んで不眠不休で働く彼らの意識を変えたいと考えていた。そんなアインズは手始めにリ・エスティーゼ王国の一件の働いた者たちに報酬を与えねぎらうことに。
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カルネ村再び
かつてスレイン法国の陰謀に巻き込まれたところをアインズに救われたカルネ村。住人は半減したものの、焼き討ちに遭った村の生き残りやンフィーレアら移住者を迎え入れ、なんとか収穫の時期を迎えようとしていた。アインズがエンリに与えた《ゴブリンの角笛》で召喚されたゴブリンたちも、エンリを主と仰いで村の復興に尽力する。そんな中、村の傍に広がる大森林で不穏な動きがあり……。
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エンリの激動かつ慌ただしい日々
大森林で薬草を採集中、エンリたちは《悪霊犬(バーゲスト)》に襲われる子供ゴブリンを助けた。アーグという名のその子供ゴブリンが言うには、大森林に恐ろしい存在が出現。それに対抗すべく、森の一角を支配する東の巨人と西の魔蛇が手を組んだらしい。この一件を冒険者組合に相談しようと、エンリは一人でエ・ランテルに向かうが、検問所であらぬ疑いをかけられてしまう。
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東の巨人、西の魔蛇
アインズは、東の巨人と西の魔蛇の報告を怠ったルプスレギナに激怒する。だが、己の説明不足も原因であると気づいたアインズはルプスレギナを許し、カルネ村の価値と重要人物について教える。一方、アインズは東の巨人たちがハムスケと同程度の強さと推測。ナザリックの脅威にはならないと判断したものの、どんなモンスターなのか興味を惹かれたため、アウラを伴ってみずから巨人たちの根城へ赴く。
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二人の指導者
ある晩、カルネ村にモンスターが攻めてきた。村人たちは集会所に避難。正門にはジュゲムらゴブリンたちと自警団が集結し、敵を迎え撃つ。一方、村長になったばかりのエンリは、ンフィーレアと共に逃げ遅れた者がいないか村の中を見回っていた。すると、裏門の近くで塀を乗り越えて侵入する一匹のトロールを発見。ジュゲムたちが挟撃されないよう、エンリは自分たちを囮に時間を稼ごうとする。
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死出への誘い
デミウルゴスの計画の一環で、バハルス帝国を訪れたモモン。ついでに情報収集を兼ね、冒険者組合で依頼を受けることに。時を同じくして、ワーカーのチーム“フォーサイト”もある依頼を引き受けようとしていた。内容は王国で発見された遺跡の調査。国や組合の庇護を受けず、そのルールに縛られないワーカーでなければできない仕事である。遺跡と破格の報酬に惹かれたフォーサイトが指定された集合場所に向かうと……。
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蜘蛛に絡められる蝶
《フォーサイト》らワーカーチームたちは、最大限の警戒をもって未知の墳墓に足を踏み入れる。ところが、入口付近の霊廟には無造作に財宝の山が置かれ、地下に降りても襲ってくるのは低レベルのスケルトンたちばかり。彼らは拍子抜けしつつも、各チームごとに別れて探索を始める。時を同じくして、アインズはアルベドに侵入者たちの歓迎を命ずる。それは死さえ救いとなる絶望の始まりで……。
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一握りの希望
転移の罠にかかった《フォーサイト》は、第六階層の闘技場に飛ばされてしまう。そして彼らの前に現れたのは、アインズ・ウール・ゴウンと名のる墳墓の主。その圧倒的強さを悟ったリーダーのヘッケランは、無礼を詫びて許しを請う。アインズの答えは絶望的なものだったが、会話の中にわずかな希望を見つけたヘッケラン。自分たちはある人物から、ナザリック地下大墳墓に立ち入る許可を得たと言い出す。
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舌戦
バハルス帝国の都にアウラとマーレが乗り込み、ワーカーたちを送り込んだ皇帝ジルクニフに謝罪を求める。周囲が慌てふためく中、ジルクニフは冷静に返答し、自らアインズのもとに赴いて釈明すると約束する。そして数日後、ナザリック地下大墳墓にやってきたジルクニフは、美しいメイドたちの“もてなし”に驚愕。アインズが有する力や富、魔法技術など全てが人知を超えたものだと悟る。
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戦争準備
バハルス帝国がリ・エスティーゼ王国に対し、ナザリックを国として認めて同盟を結んだ旨を宣言した。さらに、王国の領土であるエ・ランテル近郊がナザリックのものであると主張する。王国の貴族たちの反応はさまざまだったが、帝国は毎年王国に攻め込み、小競り合いのような戦争を仕掛けてきた。今回の宣言もその口実と判断されようとする中、アインズの力を知るガゼフは警告を発し、戦いを避ける道を進言する。
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もう一つの戦い
王国の第一王子・バルブロは、後継ぎの座を確固たるものとする華々しい武功を欲していたものの、与えられた任務はアインズと親交があるというカルネ村の調査だった。渋々村に向かったバルブロは、村人たちを捕らえて戦場に連れて行けば、アインズとの交渉に使えると思いつく。ところが、カルネ村は厳重な柵で囲われていて、すぐには門を開こうとしない。苛立ったバルブロは、兵たちに攻撃を命じる。
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大虐殺
カッツェ平野に王国軍およそ24万、帝国軍6万が布陣している。数こそ王国側が圧倒しているものの、帝国軍は職業軍人の精鋭ぞろい。常ならばすぐに攻め込んでくるのだが今は静かに待機している。そんな帝国軍の様子をガゼフとレエブン候が訝しんでいると、デスナイトたちを従えたアインズが姿を現し、超位魔法を展開する。その恐ろしさを悟ったガゼフたちは即座に撤退を決断するが……。
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PVP
アインズの超位魔法は一瞬で数万の兵の命を奪い、召喚された魔物たちは戦場を蹂躙する。圧倒的な恐怖は王国軍どころか味方の帝国軍すら混乱させ、統率を失った兵たちは散り散りになって逃げ出す。悲鳴と絶叫が響き渡る中、王国戦士長としてアインズに一騎打ちを求めるガゼフ。それは蘇生すら拒否する真に命懸けの戦いの申し出であった。その強い意志に心を動かされたアインズは、ガゼフの求めに応じる。
スタッフ
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3D監督
田中康隆 -
アニメーション制作
マッドハウス -
キャラクターデザイン
田﨑聡
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キャラクター原案
so-bin -
サブキャラクターデザイン・モンスターデザイン・プロップデザイン
高橋瑞香 -
シリーズ構成・脚本
菅原雪絵 -
丸山由紀子
アトリエ・ムサ -
原作
丸山くがね -
大久保修一
アトリエ・ムサ -
撮影監督
継岡夢月 -
片山修志
Team-MAX -
監督
伊藤尚往 -
編集
塚常真理子 -
美術監督
丸山由紀子 -
美術設定
大久保修一 -
色彩設計
堀川佳典 -
製作
オーバーロード3製作委員会 -
音楽
片山修志 -
音楽制作
KADOKAWA -
音響制作
grooove -
音響監督
郷文裕貴 -
サブキャラクターデザイン
高橋瑞香 -
シリーズ構成
菅原雪絵 -
プロップデザイン
鈴木政彦 -
モンスターデザイン
高橋瑞香 -
丸山由紀子
アトリエ・ムサ -
大久保修一
アトリエ・ムサ -
片山修志
Team-MAX -
脚本
菅原雪絵
キャスト
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アインズ・ウール・ゴウン
日野聡 -
アウラ・ベラ・フィオーラ
加藤英美里 -
アルベド
原由実
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イビルアイ
花守ゆみり -
ヴィクティム
東山奈央 -
エントマ
真堂圭 -
ガガーラン
斉藤貴美子 -
ガゼフ・ストローノフ
白熊寛嗣 -
クライム
逢坂良太 -
クルシュ
雨宮天 -
コキュートス
三宅健太 -
ザリュース・シャシャ
東地宏樹 -
シズ
瀬戸麻沙美 -
シャースーリュー・シャシャ
楠見尚己 -
シャルティア・ブラッドフォールン
上坂すみれ -
ジルクニフ
櫻井孝宏 -
セバス・チャン
千葉繁 -
ゼンベル
石井康嗣 -
ソリュシャン・イプシロン
佐倉綾音 -
ツアレ
嶋村侑 -
ティア
石上静香 -
ティナ
富田美憂 -
デミウルゴス
加藤将之 -
ナーベラル・ガンマ
沼倉愛美 -
フールーダ
土師孝也 -
ブレイン
遊佐浩二 -
マーレ・ベロ・フィオーレ
内山夕実 -
ゆり
五十嵐裕美 -
ラキュース・アルベイン・デイル・アインドラ
小清水亜美 -
ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
安野希世乃 -
ルプスレギナ
小松未可子 -
ガゼフ
白熊寛嗣 -
ザリュース
東地宏樹 -
シャースーリュー
楠見尚己 -
ソリュシャン
佐倉綾音 -
モモンガ/アインズ
日野聡 -
ユリ・アルファ
五十嵐裕美 -
ラキュース
小清水亜美 -
ラナー
安野希世乃