アニログ小説
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アニログ小説「天使と過ごした一年間」Episode2
本編 【二章:夏空】 梅雨の頃、高校二年ともなると受験のための夏期講習の話題が出てくる。 カナと同じ予備校の夏期講習のパンフレットを取り寄せた。 受験先は決まっていないけれど、まわりが勉強するなら私もしておいたほうがい… 続きを読む アニログ小説「天使と過ごした一年間」Episode2
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アニログ小説「天使と過ごした一年間」Episode1
本編 【一章:春には春の】 隣の席の女の子は、控えめに言っても美少女だった。 色素の薄い髪は天然パーマなのかふんわりとカールしていて、それを校則どおりひとつ結びにしている。 長さは胸元まで。肌も真っ白。日焼けなんてした… 続きを読む アニログ小説「天使と過ごした一年間」Episode1
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アニログ小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode4
本編 四章 本棟の職員室で、金子が残業しているのを窓の外から確認すると、奈々子は三年棟へ走った。 金子が見回りに来る前に済ませなけばならない。 ポケットから鍵を取り出し、ペンライトでドアを照らして、慣れた手つきで三年棟… 続きを読む アニログ小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode4
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アニログ小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode3
本編 三章 「怪しいのは金子先生よね。三年棟の鍵を持っているし」 翌日の放課後、自分たちの教室のすみで、マリカと圭吾は話しあった。 「金子先生なら、斉藤さんが逃げた後、仕掛けを片付ける余裕もあったはずだしね」 メガネの縁… 続きを読む アニログ小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode3
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アニログ小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode2
アニログオリジナル小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode2
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アニログ小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode1
アニログオリジナル小説「少女はポピーの花をさして笑う」Episode1