おすすめミステリーアニメの紹介
おすすめミステリーアニメのあらすじや出演声優、レビューなど詳しくご紹介します。
作品紹介:DEATH NOTE
- 放送期間
2006年10月~2007年6月 - 公式サイト
https://www.ntv.co.jp/deathnote/ - 制作会社
マッドハウス
〇出演声優
- 夜神月 (cv.宮野真守)
- L・竜崎 (cv.山口勝平)
- リューク (cv.中村獅童)
- 弥海砂 (cv.平野 綾)
- 夜神粧裕 (cv.工藤晴香)
〇あらすじ
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ・・・死神が落とした「DEATH NOTE」をめぐる戦いが、いま始まる。
2003年より「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載がスタートし、コミックスの累計発行部数が2100万部(2006年10月時点、現在2450万部)を超える大ヒット作「「DEATH NOTE(デスノート)」。
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”。天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月(ヤガミ・ライト)がそれを拾った時から、すべては始まった。
デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月は、いつしか“キラ”と呼ばれるようになる。果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。
キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく・・・。
大場つぐみ・小畑健原作のこの人気作品が、実写映画に続き、ついにアニメーション化決定!実写映画は公開と同時に日本全国に<デスノート現象>を巻き起こし、興行収入28億円を突破するなど絶好調。11月には後編の公開が決定している。さらに原作コミックスも映画のヒットと同時に爆発的な売れ行きを見せるなど、日本中が「DEATH NOTE」に熱狂する中、満を持してのアニメ化となった。
公式サイトより
〇感想・レビュー
本作は前半と後半の二部構成ですけど、私はどちらも面白く観れました。前半は夜神月とLの騙し合いが面白かったですね。特に秀逸だったのは、夜神月がポテチを食べながら勉強しているシーン。やっていることは凄くシリアスなんですけど、妙に間抜けで笑えました。あとFBI捜査官達の活躍も凄かったです。偶然の助けられたとはいえ、あと一歩まで追い詰めたのはビックリです。特に初期は日本の関東のどこかにキラがいる程度の情報しかなかったわけですし。後半は魅上照や高田さんのといったキャラクターが良かったですね。特に魅上照はただ狂信的なだけじゃなく能力もありましたし、コイツならやってくれる!という感じが良かったです。
デスノートは、手にした者の名前を書けばその人を殺せるという禁断のノートを巡る、高校生・夜神月と天才探偵・Lの頭脳戦を描いたサスペンスアニメです。作品の魅力は、何と言ってもライトとLの心理戦です。キラとして理想の社会を築こうとするライトに対し、Lはキラの正体を探るために様々な罠を仕掛けます。互いの正体を知らず、一歩も譲れない両者の駆け引きは手に汗握る展開で、視聴者を飽きさせません。デスノートという絶対的な力を持つ存在は、人間の倫理観や正義とは何かを問いかけます。ライトは、犯罪者を抹殺することで理想の社会を築こうとしますが、その行為は次第にエスカレートし、殺人者へと変貌していきます。
有名で知名度の高い作品ですが、映画版のほうがご存知の方が多いかもしれません。ですが元々の作品の絵柄がとても綺麗で魅力的です。複雑な人間の心理、それぞれの人物が持つ正義とは何か、犯人と捜査官の正体を探る駆け引きがどれも巧妙です。もし自分の前にこのDEATH NOTEが現れたら?自分なら、あなたならどうする?と問われる、思わず考えさせられる内容です。何が正しいのか悪なのか、そもそも正しさとは?そこまで長編ではないのに様々な問いかけが感じられます。シリアスな面も多いですが、死神という異質な存在が独特な世界観を演出してくれます。
実写やアニメ化と、大ブレイクしたアニメです。「ノートに名前を書かれた人間は必ず死ぬ」と言う能力を手に入れた天才頭脳を持つ夜神月が、腐った世の中を制裁していく物語です。基本は、人を殺して罪に問われなかったようなクズ人間を制裁していく救世主キラとして活動していたのですが警察の味方エルが登場したことによって状況が変わっていきます。正直全話見た今でも、どちらが正しくてどちらが悪なのかと聞かれたら答えられないくらい深い内容だったと思います。実写もアニメも全て最高に面白い内容で絶対に見た方が良いアニメだと思います。
圧倒的なストーリーテリングとキャラクターの心理描写が魅力のアニメ。主人公の夜神月とLの知性を駆使した心理戦が見どころで、緊迫感溢れる展開に引き込まれる。犯罪と正義、人間の欲望と理想の対立がリアルに描かれ、物語が進むにつれて視聴者も考えさせられる。予測不能な展開や意外な結末があり、緊張感が持続する。また、作画や音楽も作品の雰囲気を盛り上げ、見応えがある。誰もが一度は考えるであろう「正義とは何か」というテーマを深く掘り下げた作品であり、視聴後に考えさせられるアニメとして強く印象に残る。
アニメにも映画にもなっているサスペンスの金字塔と呼べる作品です。書いた人物を殺す事ができるノートを得た夜神月が、策略を持って自分の正義を成していくダークヒーローとして描かれており、当時はなかなかいない斬新な設定と主人公でした。彼の成す事や目的に共感した人もいるでしょう。悪はしっかり悪として裁かれるべきと言う信条で動く姿や、徐々に追い詰められていく主人公、そしてそれをギリギリで機転と策謀で躱すハラハラドキドキするサスペントアニメの名作です。ライバルが何よりしっかりライバルとして描かれている所も魅力的な作品と感じました。
作品紹介:サマータイムレンダ
- 放送期間
2022年4月~9月 - 公式サイト
https://summertime-anime.com/ - 制作会社
OLM TEAM KOJIMA
〇出演声優
- 網代慎平 (cv.花江夏樹)
- 小舟 潮 (cv.永瀬アンナ)
- 小舟 澪 (cv.白砂沙帆)
- 南方ひづる (cv.日笠陽子)
- 根津銀次郎 (cv.浦山 迅)
〇あらすじ
2018年7月22日。網代慎平は幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷・日都ヶ島(ひとがしま)に戻る。 潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性が浮上する。 その背後に見え隠れするのは、日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在。
『「影」を見た者は死ぬ』──。
翌日、突如として島民一家が姿を消した。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
所謂タイムリープ系の作品ですけど、これはハマりました。最初は訳も分からず殺されていくんですけど、それが後の布石となっていくんですよね。あの時に小舟澪が自宅前に居てたのはそういう経緯があったからか!と後から種明かし的な感じでわかっていくのが面白かったです。あと主人公の網代慎平は死亡前の記憶を持ち越してタイムリープが出来るというのに、じわじわ追い詰められていくということに驚きました。普通に考えればいくら相手が化け物とはいえ、遅れをとりそうには思いません。でも敵もなかなかのキレ者で、タイムリープが万能ではないことに気付きます。タイムリープありの主人公達が追い詰められていくのはハラハラしました。
作品紹介:約束のネバーランド
- 放送期間
2019年1月~3月(第1期)
2021年1月~3月(第2期) - 公式サイト
https://neverland-anime.com/1st/(1期公式サイト)
https://neverland-anime.com/(2期公式サイト) - 制作会社
CloverWorks
〇出演声優
- エマ (cv.諸星すみれ)
- レイ (cv.伊瀬茉莉也)
- ノーマン (cv.内田真礼)
- ドン (cv.植木慎英)
- アンナ (cv.茅野愛衣)
〇あらすじ
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。
グレイス=フィールドハウスは、親の居ない子どもたちが住むところ。血の繋がりはなくても、ママと38人の兄弟が幸せな毎日をすごす、かけがえのない家。
しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた……
突然終わりを告げた、グレイス=フィールドハウスの幸せな日常。
ハウスは農園。子どもたちは、鬼に飼われる食用人間。大好きだったママは、子どもたちの監視役。
「これ以上、家族が死ぬのは嫌だ…!」
そう願ったエマ達は、日常に潜んでいたあらゆる意図を解き明かしていく。鬼VS子ども、命をかけた脱獄計画が始まるーー
公式サイトより
〇感想・レビュー
これはハマりました。第一話から驚かされましたから。一見グレイス=フィールドと呼ばれる孤児院は平和な感じなんですよね。ママと呼ばれる孤児院のママは凄く子供達に優しいですし、かといって厳しく接する時は厳しくします。もちろん憎しみからではなく、愛情を持って。かなりの人格者だな~と好意を持ってしまっただけに、その裏の顔に大きなショックを受けました。ママの正体に気付いてから、三人の孤児(エマ、ノーマン、レイ)が主導となって脱出計画を立てます。でも孤児院は周囲の世界から隔絶されていますし、まともな道具なんて手に入りません。孤児院の外の世界がどうなっているかもちゃんとわかりません。そんな不安だらけの状態でどうやってママを出し抜くつもりなのか?とハラハラしっぱなしで面白かったです。
漫画でずっと読んでいたので、アニメ化しても漫画に忠実に描かれていてとても面白かったです。1期・2期どちらも見ましたが面白かったです。サスペンスといっても、そもそもの世界線がファンタジーなので、そこは楽しく見れると思います。ただ後半にいくにつれて、今生きている現実世界とのつながりのような部分も見えてくるので、「本当にこんな世界があったなら自分はどうするだろうか・・・」という視点からもアニメを見ることができるので、そこも個人的には楽しめるポイントでした。絵も綺麗で、なにより音楽も最高です。
作品紹介:Re:ゼロから始める異世界生活
- 放送期間
2016年4月~9月(第1期)
2020年7月~9月(第2期前半クール)
2021年1月~3月(第2期後半クール) - 公式サイト
http://re-zero-anime.jp/tv/ - 制作会社
WHITE FOX
〇出演声優
- ナツキ・スバル (cv.小林裕介)
- エミリア (cv.高橋李依)
- パック (cv.内山夕実)
- レム (cv.水瀬いのり)
- ラム (cv.村川梨衣)
〇あらすじ
無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す”死に戻り”の力。
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。
公式サイトより
〇感想・レビュー
剣と魔法のある異世界ファンタジーの世界を舞台にした作品で、最初は楽しそうかなっていう印象を受けました。でもすぐにこれはヤバイ作品だ!と気づき、ハラハラしっぱなしでしたね。ジャンルとしてはタイムリープ系で、主人公のナツキスバルは死に戻りが出来ます。死亡前の知識を持ち越していけますが、はっきり言ってどうにもなりません。敵が強すぎるから。結果強敵には戦闘力の高いキャラをぶつけることで乗り越えていく感じなんですけど、その正解ルートがなかなか見つかりません。特にシーズン1後半の魔女教とのやり取りはトリハダものでした。あとトラブルを乗り越えたら乗り越えたでバタフライ効果が発生し、未来がかなり変わってしまいます。それも含めてスバルがどう解決するのか?とハラハラして面白かったです。
作品紹介:PSYCHO-PASS サイコパス
- 放送期間
2012年10月~2013年3月(第1期)
2014年10月~12月(第2期)
2019年10月~12月(第3期) - 公式サイト
https://psycho-pass.com/ - 制作会社
Production I.G(第1・3期)
タツノコプロ(第2期)
〇出演声優
- 常守 朱 (cv.花澤香菜)
- 狡噛慎也 (cv.関 智一)
- 宜野座伸元 (cv.野島健児)
- 六合塚弥生 (cv.伊藤 静)
- 唐之杜志恩 (cv.沢城みゆき)
〇あらすじ
最後に、罪を裁くものは、誰かーー。
人間のあらゆる心理状態を数値化し管理する巨大監視ネットワーク〈シビュラシステム〉が人々の治安を維持している近未来。あらゆる心理傾向が全て記録・管理される中、個人の魂の判定基準となったこの計測値を人々は「サイコパス(PSYCHO-PASS)」の俗称で呼び習わした。犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』。10周年を迎えたシリーズ最新作であり集大成となる本作は、劇場版『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』と第三期TVシリーズ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』をつなぐエピソード。これまで〈語られなかった物語〉がつむがれる。常守朱と狡噛慎也、慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフをつなぐミッシングリンク。変わりゆく時代の中で、人々が貫く正義とは――。
公式サイトより
〇感想・レビュー
凄まじい狂気を感じる作品でした。シビュラシステムが導入されたことにより、犯罪者はおろか犯罪を起こしていないものですら潜在犯として裁けるようになりました。街中には監視の目がいたるところにありますし、邪な考えを持っているだけで出歩くことすら出来ません。そんな状況で犯罪を起こすなんて一苦労といった状態なのに、見るもおぞましい猟奇的殺人事件が発生していくんです。一体だれがどうやって?とハラハラしました。中でも恐怖を感じたのはマキシマですね。シビュラシステムを根底から覆すような存在でした。武器は反応しませんし、こんな怪物をどうやって追い詰めるつもりなんだ?とゾワゾワしっぱなしで面白かったです。
原作のないオリジナルアニメのため、アニメを見進めないと展開がわからないドキドキ感もあるのがすごく良い(特にサスペンスなのでドキドキ感は大事だと思う)。舞台となっているのは近未来で、SF×サスペンスという雰囲気。SFならではの武器や世界観設定が、映像映えしていて、見ていて心がくすぐられます。設定は映画『マイノリティ・リポート』と似ている部分もあるが、それよりも「数字」という客観的にわかりやすい指標が設けられているのが個人的に好きです。シリーズによって登場するキャラクターは異なるが、キャラクターひとりひとりに捜査にかける想いがあり、観ているとどんどんいろんなキャラクターに入れ込んでいってしまいます。
シビュラシステムにより統制された社会を描き(もちろん現実的ではない部分も多々あるが)人の優劣や能力値に応じた中でしか職業選択ができず生きていけない社会、という前提構造に考えさせられました。優生思想の事件が日本でも起きたことがあるが、それらを彷彿とさせる、人の価値に思いを馳せ、切なくなってしまった作品です。ある時、似たような事件が実際に起きたことにより放送見送りになったことからも、誰にとってもある意味身近なテーマなのではないでしょうか。内容を除いていえば、画面が非常に綺麗なので、それも好ましい点のひとつです。
アニメ化、漫画化、映画化、ゲーム化などもされた大人気作品ですが、簡単に内容を説明すると近未来の日本を舞台に、犯罪係数を読み取ることが可能なドミネーターを使い、犯罪を未然に防ぐためのシステム「シュビラシステム」が導入されている世界を描いた作品です。2012年の作品で当初はファンタジーに近い作品でしたが、ChatGPTやAIが増えたことによって、現実に近い作品だと思っています。様々な事件が起きるのですが、その事件が起きる度に「シュビラシステム」が対しての疑問や登場人物の葛藤などが描かれています。
1期の最初のシーンで、ヒロイン常守朱が銃を持っているシーンが良かったです。主人公狡噛慎也が、人を殺すシーンもカッコ良かったです。銃に打たれた凶悪犯は体の肉が膨らんで爆発するシーンも怖かったです。最後のシーンで狡噛とまきしま が戦うシーンも、印象的でした。3期でしんどうあらたが色んな試練を乗り越える所も、素晴らしかったです。出てくる声優さんが豪華で素敵でした。バトルシーンもとても迫力がありました。とてもいい作品です。キャラクター達もどれもかっこいいです。
作品紹介:無能なナナ
- 放送期間
2020年10月~12月 - 公式サイト
https://munounanana.com/ - 制作会社
ブリッジ
〇出演声優
- 柊 ナナ (cv.大久保瑠美)
- 中島ナナオ (cv.下野 紘)
- 小野寺キョウヤ (cv.中村悠一)
- 犬飼ミチル (cv.中原麻衣)
- 渋沢ヨウヘイ (cv.増田俊樹)
〇あらすじ
「わたし、人の心が読めます!でも、ちょっと空気は読めません!よろしくお願いします!」
孤島にある奇妙な学園。生徒、中島ナナオの前にあらわれたのは、転校生の柊ナナ。ここは、さまざまな能力を持つ少年少女が集う施設。炎や氷をあやつる者。自在に宙を飛べる者。空気を刃にして攻撃できる者——。生徒たちは、「人類の敵」と呼ばれる怪物と戦うために訓練を受けているのだ。だが、島にはいくつもの秘密が隠され、おそるべき罠が牙をむく。続発する怪事件。学園にひそむ殺人鬼。一人、また一人と姿を消してゆく同級生。予想を裏切る展開。知力、能力の限りを尽くした頭脳戦。そして友情。熱いドラマにいろどられた、「人類の敵」との死闘が、いま、始まる!
公式サイトより
〇感想・レビュー
なんだかんだと主人公の柊ナナは凄いヤツだなって思いました。何せ相手は人間離れした特殊能力を持った少年少女達です。普通にやり合えば勝てませんし、自分が殺したという痕跡を残してしまってもいけません。アリバイも必要ですし、そんな状況でどうやって殺していくのか?とハラハラしっぱなしでしたね。普通にミッションを果たすのも大変だというのに、転校生の小野寺キョウヤの存在がさらに難しくしていました。キョウヤはナナを犯人だと決めつけて証拠を探そうとしていますし。キョウヤの裏をかきながら、能力者たちをどうやって殺すのか?とドキドキしました。
作品紹介:金田一少年の事件簿
- 放送期間
1997年4月~2000年9月(テレビシリーズ)
2014年4月~9月(第1期)
2015年10月~2016年3月(第2期) - 制作会社
東映アニメーション
〇出演声優
- 金田 一一 (cv.松野太紀)
- 七瀬美雪 (cv.中川亜紀子)
- 剣持 勇 (cv.小杉十郎太)
- 明智健悟 (cv.森川智之)
- 速水玲香 (cv.飯塚雅弓)
〇あらすじ
金田一一(はじめ)は不動高校に通う高校生。いつもはひょうきんで少しぐうたらな少年だが、ひとたび事件が起こると大人顔負けの鋭い洞察力を発揮し、快刀乱麻を断つがごとく謎を解いてゆく。実は彼は名探偵・金田一耕助の孫なのだ。次から次へと起こる惨劇、迫り来る死の恐怖、そして暴かれる過去の悲劇…しっかり者の幼なじみ・七瀬美雪を良きパートナーに、彼は今日も不可解で恐ろしい事件に立ち向かってゆく。警視庁捜査一課の警部・剣持勇、本庁きってのエリート警視・明智健悟、天才的な犯罪者・地獄の傀儡師など、一と美雪の他にも個性的な人物が数多く登場する。どんな謎でも解き明かし、必ず真犯人を暴き出してみせる。じっちゃんの名にかけて!
dアニメストアより
〇感想・レビュー
漫画を原作とするアニメーションシリーズで、最近はドラマ化されたりとだれもは一度は聞いたことがあるタイトルのアニメーション作品になります。1996年にアニメが開始され、何度も再ドラマやアニメ化を繰り返している作品です。伝説や噂風習にもとづくエピソードや、創造物、文学作品からも引用され見ていてあきず、つづきがきになる作品になっています。また年代も子供からお年寄りまで抵抗なく、見やすい作品ですので一押しでおすすめのアニメーション作品になります。もしなにかサスペンスアニメーションを見たければ、入門としておすすめします。
作品紹介:シティーハンター
- 放送期間
1987年4月~1988年3月(第1期)
1988年4月~1989年7月(第2期)
1989年10月~1990年1月(第3期) - 公式サイト
https://www.sunrise-inc.co.jp/work/detail.php?cid=80(1期公式サイト) - 制作会社
読売テレビ、サンライズ
〇出演声優
- 冴羽 獠 (cv.神谷明)
- 槇村 香 (cv.伊倉一恵)
- 海坊主 (cv.玄田哲章)
- 野上冴子 (cv.一龍斎春水)
- 美樹 (cv.小山茉美)
〇あらすじ
冴羽獠は親友の槇村と組み、都会の悪を掃除するスイーパーである。しかし、獠の女好きの性格のため、請け負う事件はすべて女がらみで、女性のボディガードをはじめ、恋人を殺された女性からの復讐の依頼や、麻薬密売組織をつぶすといったことまで幅広く行っていた。そして、獠は許せないと思った悪党に対してはためらうことなく拳銃を向けるのであった。二人のコンビは、次々に事件を解決していくが、ある日、麻薬の密売組織によって槇村が殺されてしまう。そして、妹の槇村香が兄を殺された復讐心から、獠のパートナー役を引き継ぐのだった。だが、香がパートナーとなっても獠の女好きはいっこうに治らず、美女の依頼者のために難事件にぶつかっていくのである。週刊少年ジャンプに連載された北条司の人気コミックのアニメ化。
公式サイトより
〇感想・レビュー
こちらのアニメーションは、北条司による漫画原作のアニメーションです。テレビアニメでは、シティーハンター、シティーハンター2、シティーハンター3、シティーハンター91とシリーズ化されおり、根強い熱狂的なファンがいるのが特徴です。放送されたのは、1987年代と約二十数年前ですが80年代後半の日本の風景とファッションもみどころの一つでもあると思います。また2000年代には、完全劇場版、劇場版シティーハンター新宿プライベイトアイズも公開済みで2022年には劇場版シティーハンター天使の涙も公開済みです。
作品紹介:名探偵コナン
- 放送期間
1996年1月~ - 公式サイト
https://www.ytv.co.jp/conan/ - 制作会社
TMS、V1Studio、第1スタジオ
〇出演声優
- 江戸川コナン (cv.高山みなみ)
- 毛利 蘭 (cv.山崎和佳奈)
- 毛利小五郎 (cv.小山力也)
- 阿笠博士 (cv.緒方賢一)
- 灰原 哀 (cv.林原めぐみ)
〇あらすじ
第1話「ジェットコースター殺人事件」 数々の難事件を解決する高校生探偵・工藤新一は、ガールフレンドの毛利蘭と遊園地でデート中、ジェットコースターで殺人事件にまき込まれた。ズバ抜けた推理力で事件を解決したが乗客の中にいた怪しげな黒服の男たちが現金受け渡しする犯罪現場に遭遇。現場の証拠を押さえようとするが背後から襲われ気を失ってしまい・・・。
ひかりTVより
〇感想・レビュー
誰もが知っているサスペンスアニメといえば、名探偵コナンではないでしょうか。テレビでも何度でも公開されていますので、日本国民では知らない人はいない コナン君のキャラクターは、トップスターであると思います。またテレビをつけておくと気づいたら名探偵コナンが放送していてお茶の間で放映されたエピソードを見た方も多いのではないでしょうか。わかりやすい話で、見ていて飽きの来ない爽快なエピソードがおすすめでもあります。またアニメ開始から27年たっていても色あせないキャラクターがおすすめのポイントでもあります。
原作のマンガは週刊少年サンデーで連載、日本テレビでアニメ放送が開始されると、殺人事件を取り扱うアニメながら子どもに大人気となり、日本を代表するアニメとなりました。黒服の仕業で小学生へとなってしまった高校生名探偵・工藤新一が、江戸川コナンとしていくつもの殺人事件に向かっていくストーリー、幼なじみの毛利蘭の父・毛利小五郎を眠らせてボイスチェンジャーで犯人を暴いていくシーンは痛快です。サブキャラもみな個性的でキャラ立ちしていますし、蘭との恋愛?も気になる要素です。映画版はどれも面白く全作映画館まで行って観てます!
作品紹介:ゲゲゲの謎
- 放送期間
2023年11月 - 公式サイト
https://www.kitaro-tanjo.com/ - 制作会社
東映アニメーション
〇出演声優
- 鬼太郎の父 (cv.関 俊彦)
- 水木 (cv.木内秀信)
- 龍賀沙代 (cv.種崎敦美)
- 長田時弥 (cv.小林由美子)
- 龍賀時貞 (cv.白鳥 哲)
〇あらすじ
廃墟となっているかつての哭倉村に足を踏み入れた鬼太郎と目玉おやじ。目玉おやじは、70年前にこの村で起こった出来事を想い出していた。あの男と出会い、そして二人が立ち向かった運命について…
昭和31年ー日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた。そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。
鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものはー。
公式サイトより
〇感想・レビュー
お互いに目的は別なのですが、げげろうと水木が哭倉村で出会います。村の謎、龍賀一族、げげろうの妻と謎を解きながら、友情を育むストーリーがすごく好きです。2人が牢屋で入れ替わるシーンが面白いです。八つ墓村のような世界観の中に鬼太郎の要素もあって、目が離せないです。鬼太郎でのおなじみのキャラクターの目玉おやじ(げげげろう)にこんな過去があったなんて。と思いました。映画を見ると鬼太郎の見方が変わります。病院での描写は、母親の頭部に鉄パイプがめりこむシーンがとてもグロテスクです。いままで謎に包まれてきた目玉おやじがカッコよくて。見たことない人にはぜひ見てほしい映画です。
作品紹介:薬屋のひとりごと
- 放送期間
2023年10月~ - 公式サイト
https://kusuriyanohitorigoto.jp/ - 制作会社
TOHO animation STUDIO、OLM
〇出演声優
- 猫猫 (cv.悠木 碧)
- 壬氏 (cv.大塚剛央)
- 高順 (cv.小西克幸)
- 玉葉妃 (cv.種﨑敦美)
- 梨花妃 (cv.石川由依)
〇あらすじ
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。
公式サイトより
〇感想・レビュー
中華風の世界観が目に新しくて素敵です。花街で生まれた主人公、猫猫(マオマオ)が凛としててカッコいいです。育ての父親から教えられた技術や、知識を使用して。自分の力で道を切り開いていく自立した女性を感じました。後宮が舞台なのですが、ミステリーと謎解きがわくわくして楽しいです。ヒーローの壬氏様と猫猫とのやり取りが、いいなと思います。壬氏を冷たくあしらう、猫猫がめっちゃカッコいいです。ミステリーの中にもコメディを感じられる素晴らしい作品で、多くの人に見てほしい作品です。
見どころは、巧妙に練られたストーリーと魅力的なキャラクターたちです。主人公の猫猫は、毒舌ながらも正義感あふれる性格で、事件の真相に迫っていく姿は目が離せません。猫猫を取り巻く人物たちも個性豊かで、彼らの思惑が交錯する様子も作品に深みを与えています。ストーリーは、王宮内で起こる様々な事件を解決していくミステリー要素と、猫猫と壬氏の恋愛要素が軸となっています。ミステリー部分は、一見単純そうに見えて、実は巧妙な伏線が張り巡らされており、最後まで目が離せません。恋愛要素は、猫猫と壬氏のぎこちない関係性や、互いを想いながらも素直になれない姿がコミカルに描かれており、作品の癒しとなっています。
アニメ化されて、いま大人気となったこの作品はとある大国の設定だが、およそ昔の中国をモデルとしているのではないかと思える。物語は薬師の主人公・猫猫(マオマオ)が後宮の下働きになるところから始まる。宦官の描き方や、当時の時代を反映した物語展開なので、見ていてよく出来ているなと舌を巻いてしまう。原作の漫画もいいが、アニメになったときの画面の美しさや表現の幅の広がりが特に良い。個人的に泣けたのはやはり3話の芙蓉妃の回で、女の複雑なあの恋心がアニメで動いて再現されており、共感して涙がほろりと出てしまった。
原作小説やコミックがあっという間にヒット作となりましたが、アニメ版はかなり原作に忠実な作りになっていて、本作の面白さがダイレクトに伝わってくるものになっています。特に魅力的なのが主人公猫猫のキャラクターと彼女の謎解き。猫猫はまさにその名の通り、すばしっこく周囲をよく見ていて、誰にも媚びは売りませんが、好奇心の旺盛さで目を付けられて、さまざまな事件に首を突っ込むことになってしまいます。観察力がと推理力に長け、時に大胆な行動力も見せるところが実に魅力的です。悠木碧さんの声もピッタリで、見ごたえ十分なアニメです。
花街で人攫いにあい、後宮に売られた下女の猫猫がテンポよく難事件を解決していくサスペンスアニメになっています。そんな主人公の猫猫が、テンポよく難事件を解決していく描写はとてもスカッとします。猫猫は、不愛想な顔立ちの人間で周りから遠巻きにされるようなタイプの人間です。しかし、そんな彼女に好意を寄せて一生懸命にアピールする準主人公の壬氏さまがとても可愛らしいのです。この薬屋のひとりごとは、女性に対してより男性の方が可愛らしくてキュンキュンすることが多いです。さらにこれからの壬氏さまと猫猫の関係性の発展と、この関係性からの難題をどう乗り切っていくのかがとても楽しみです。
作品紹介:未来日記
- 放送期間
2011年10月~2012年4月 - 公式サイト
http://www.future-diary.tv/ - 制作会社
asread.
〇出演声優
- 天野雪輝 (cv.富樫美鈴)
- 我妻由乃 (cv.村田知沙)
- 火山高夫 (cv.土門 仁)
- 来須圭悟 (cv.田中正彦)
- 豊穣礼佑 (cv.真田アサミ)
〇あらすじ
「刺せないよ、そういう”未来”だもの―――」未来予知能力者12人によるサバイバルゲーム勃発!
「未来の出来事が書かれた携帯日記=未来日記」の所有者間で繰り広げられる殺人ゲームに巻き込まれてしまった中学生・天野雪輝が主人公のサスペンス・アクション。内向的で冷めている雪輝の成長、雪輝を盲目的に愛する最強のヒロイン・我妻由乃の動向、そして個性的な12人の未来日記所有者によるバトルなどが見所。
公式サイトより
〇感想・レビュー
未来日記を持っているキャラクター同士が、殺し合います。本の持っている者同士の能力が違っていて見ていて飽きません。個性的なキャラクター多くてそれぞれが、特徴的で魅力的です。ヒローインの由乃が、ヤンデレで見ていて怖いくらいでした。行動が異常で雪輝のことを好きすぎる永遠の愛を感じました。純粋で愛情深い行動なのかなと思いました。終盤なるにつれて、情勢や内容が激化して目が離せない作品です。私は一度見てから、もう一度見ました。ヤンデレなのですが愛が感じられるこんな愛の形もあるんじゃないかと感じました。是非お多くの人に、見てほしいです。
地味な生活を送る主人公が付けていた携帯内の日記にまだ見ぬ未来のことが記されることで物語が始まります。彼を愛し異常な執着心を持つストーカー同級生や殺人鬼なども彼と同様の「未来のことが記される携帯内の日記」を持っていることが分かると、騙しあい殺しあうデスゲームが始まります。主人公は自分を愛する同級生を味方につけて勝ち抜こう(生き残ろう)とするのだが、彼女は主人公を傷つけようとするものには容赦なく命を奪えるようなトリッキーなキャラクターであり、その異常性が物語をかき乱す部分も多いにあります。冷や汗をかきながら見るのが面白いです。学生生活という日常感と、キャラクターの個性が強烈という非日常感のミスマッチさが癖になります。10年以上前の作品なので当たり前だがスマホでなくガラケーで日記をつけており、そういった時代背景を懐かしみ楽しむのもまた面白いかもしれないですね。
作品紹介:残響のテロル
- 放送期間
2014年7月~9月 - 公式サイト
https://terror-in-tokyo.com/ - 制作会社
MAPPA
〇出演声優
- ナイン(九重 新) (cv.石川界人)
- ツエルブ(久見冬二) (cv.斉藤壮馬)
- 三島リサ (cv.種崎敦美)
- 柴崎 (cv.咲野俊介)
- ハイヴ (cv.潘 めぐみ)
〇あらすじ
ある夏の日ーー
突然、東京を襲った大規模な爆弾テロ。平穏なこの国を眠りから覚ました事件の犯人は、たったふたりの少年だったーー。”スピンクス”と名乗る犯人たちの、日本中を巻き込んだ壮大なゲームがいま、始まる。
公式サイトより
〇感想・レビュー
子供が大人に報復するような犯罪アニメかと思って見始めたら、訳ありの子どもたちが世界(国家)の闇を暴くようなアニメで、良い意味で「裏切られた!」と思いました。国家ぐるみで孤児を集めて超能力開発をするという、どことなく共産主義を感じさせる内容と、主人公たちふたりがかつていた施設が雪の中(寒そうなところ)にあることが描かれているシーンがリンクしていて印象に残っています。主人公ふたりが死んでしまうというラストはどうにもやるせない思いが拭えないが、犯した罪が償われることがないということもあらわされているようで納得はできました。
この作品は一番衝撃を受けた作品といっても過言ではありません。作品の内容は日本国内で謎の二人組が次々と起こすテロ事件を描いており、その背後に隠された真相や謎が展開されます。そして主人公の女の子はその二人組と一緒に共に時間を過ごします。登場人物たちの心理描写がとにかくリアルで、緊迫した状況の中で描かれる登場人物の背景や過去、感情の揺れ動きなどが見所です。音楽もまるで映画のような迫力のある音楽で作画も申し分ありません。息を呑むような緊張感やサスペンスが楽しめます。ストーリーも予測不能で、ラストは衝撃的なので絶対に見てほしい作品です。
日常生活が閉塞されていると感じる人は多いと思います。その日常が破壊されていく所が魅力の作品です。ダブル主人公の新と冬二ではなくヒロインである三島リサに感情移入する作品で、彼女の日常は苦痛を感じる物でした。家庭では母親に過剰に干渉されたり、学校ではいじめにあうと言うリアル世界でもそこらへんで起こっている日常を壊してくれるかもしれない新と冬二と行動する様になります。三島リサの様に退屈で閉塞的な日常生活を送っている人や、そこから抜け出したいと日々思っている人は多いでしょう。そんな人に特に刺さる、テロを手段とした日常の崩壊を味わえる作品です。
作品紹介:魔法科高校の劣等生
- 放送期間
2014年4月~9月(第1期)
2020年10月~12月(第2期)
2024年4月~(第3期) - 公式サイト
https://mahouka.jp/1st/(1期公式サイト)
https://mahouka.jp/2nd/(2期公式サイト)
https://mahouka.jp/3rd/(3期公式サイト) - 制作会社
マッドハウス、エイトビット
〇出演声優
- 司波達也 (cv.中村悠一)
- 司波深雪 (cv.早見沙織)
- 千葉エリカ (cv.内山夕実)
- 西城レオンハルト (cv.寺島拓篤)
- 柴田美月 (cv.佐藤聡美)
〇あらすじ
かつて「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力が「魔法」という名前で体系化され、強力な魔法技能師は国の力と見なされるようになった。20年続いた第三次世界大戦が終結してから35年が経つ西暦2095年、魔法技能師養成のための国策高等学校の一つ、国立魔法大学付属第一高校に、エリートとして将来を約束された「一科生(一課生)」の妹と、その補欠である「二科生(二課生)」の兄が入学した時から、卒業するまでの物語である。
四葉家という秘密主義の家系の次期当主候補として将来を縛られた妹・深雪と、そのガーディアンとしてやはり束縛されている兄・達也が、自分たちの自由を掴み取ろうとする物語が大筋となっている。兄妹の高校在学期間を舞台とし、「優等生」も「劣等生」もひっくるめた、学内・学外を問わない多数のキャラクターの物語が繰り広げられる。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
なろう小説発の作品。主人公が鬼のように強いため、主人公が出てくれば場が収まるという安心感があり、見ていてはらはらしないのが心臓に良かったです。とはいえ、主人公が強いことにも「理由」が設けられているのが素晴らしいと思いました。基本的に物語の舞台となっているのは「魔法科高校」であるが、物語が進行するにつれて、世界を巻き込むようなものになっていきます。この世界における魔法はある一種の技術であり、普通の人間から魔法を使える人間が生まれることもあるという設定です。ゆえに魔法を使える人間とふつうの人間が対立するという構図も描かれます。これは現実世界でもよく見られる構図であり、持つものと持たざる者、そして持つものの中でも優劣があるということを如実に表していると思いました。なお、この作品は今後アニメの新シリーズが放送されるとのことなので、それも楽しみです。
作品紹介:ひぐらしのなく頃に
- 放送期間
2006年4月~9月(無印)
2007年7月~12月(解)
2020年10月~2021年3月(業)
2021年7月~9月(卒) - 公式サイト
http://www.oyashirosama.com/web/top/(無印版公式サイト)
http://www.oyashirosama.com/web/kai/character/index.htm(解版公式サイト)
https://higurashianime.com/index_gou.html(業版公式サイト)
https://higurashianime.com/index.html(卒版公式サイト) - 制作会社
Studio DEEN(無印・解)
パッショーネ(業・卒)
〇出演声優
- 前原圭一 (cv.保志総一朗)
- 竜宮レナ (cv.中原麻衣)
- 園崎魅音 (cv.ゆきのさつき)
- 北条沙都子 (cv.かないみか)
- 古手梨花 (cv.田村ゆかり)
〇あらすじ
昭和58年、のどかな山村・雛見沢村。この地に都会から転校生・前原圭一が引っ越してきます。彼は新しい環境にすぐなじみ、多くの友人と打ち解けていきました。
雛見沢は毎年6月に行われる夏祭り、「綿流し」が有名な村。この「綿流し」には奇妙でおぞましいうわさがささやかれていました。それは毎年「綿流し」の日になると、必ず1人が死んで1人が消えるというもの。偶然にもここ4年連続で発生している一連の事件は、「オヤシロの祟り」と呼ばれていました。
うわさを知った圭一は仲間たちに詳しく聞こうとしますが、彼らはみな口をつむぐばかり。何が正しくて何が嘘なのか、彼は次第に疑心暗鬼に陥ってしまいます。そうしてやってきた昭和58年の「綿流し」、ついに5年目の犠牲者が出てしまいました。
祟りは果たして本当なのか、彼を中心に雛見沢の秘密が明らかになっていきます。
『ひぐらしのなく頃に』を徹底解説!難解ストーリーの結末は【ネタバレあり】より引用
〇感想・レビュー
「ひぐらしのなく頃に」は、一見平和に見える雛見沢村を舞台に、毎年起こる惨劇とそれを巡る人々の狂気を描いたサスペンスアニメです。物語は、圭一という少年が雛見沢村に転校し、村の少女たちと交流を深めていく中で、毎年6月に行われる綿流し祭りの日に起こる惨劇を知ることから始まります。圭一は、村人たちの中に潜む狂気と、祭りに隠された恐ろしい秘密に徐々に触れていきます。本作は、綿密に練られた伏線と巧妙なミスリーディングによって、視聴者を最後まで飽きさせない展開を作り上げています。陰惨な事件と狂気に満ちた物語ですが、根底には友情、愛情、希望といったテーマが描かれています。特に、梨花の「繰り返す世界」の中で真の幸せを求めようとする姿は、多くの視聴者の心を揺さぶりました。
かなり古い作品ではある為、2024年時点で見れば作画等では不満な点もあるかとは思います。しかし作品正解の謎がよくわからない、解説されないままにループして行くかのようなストーリーには思わず引き込まれる魅力がありと感じます。続編である「ひぐらしのなく頃に解」を見る事で一応の決着を見る内容にはなっていますが、単独で視聴してもその不思議な感覚は十二分に堪能できるのではないかと思います。但し日常パートの描写等が少し違和感がある事はマイナス材料かも知れません。
作品紹介:魔法少女育成計画
- 放送期間
2016年10月~12月 - 公式サイト
http://mahoiku.jp/ - 制作会社
Lerche
〇出演声優
- スノーホワイト (cv.東山奈央)
- リップル (cv.沼倉愛美)
- ラ・ピュセル (cv.佐倉綾音)
- トップスピード (cv.内山夕実)
- カラミティ・メアリ (cv.井上喜久子)
〇あらすじ
16人の魔法少女による、残留をかけた、過酷な椅子取り合戦が始まる―!
魔法少女であるために、騙す、出し抜く、奪い合う。「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という運営からの一方的な通告のもと、一週間に一人ずつ、魔法少女がその資格を剥奪されていく。リスクを孕んだ、理不尽なゲームに囚われた16人の魔法少女は、黒幕の意図に翻弄されながらも自分が魔法少女であり続けるために策を練る。特殊な環境下で麻痺していく感覚。しかし、その中で魔法少女たちはそれぞれの想いを持って、この無慈悲な椅子取りゲームを受け入れていく――
美しくも可愛いキャラクターデザインと一般的な魔法少女のイメージとは不釣り合いな苛酷な描写、そして予測を裏切るストーリー。読者や書店員による投票企画でシリーズとして上位にランクインするなど、ライトノベルユーザー大注目作品をいよいよテレビアニメーション化!「ご注文はうさぎですか?」の監督を務めた橋本裕之がメガホンをとり、キャラクターデザインには「アクセル・ワールド」「四月は君の嘘」などを手掛けた愛敬由紀子、シリーズ構成・脚本も「四月は君の嘘」の吉岡たかを。そして、アニメーション制作は『がっこうぐらし!』『暗殺教室』のLercheが担当。
豪華スタッフ陣が贈る、魔法少女×サバイバルレース、ここに開幕――!
公式サイトより
〇感想・レビュー
魔法少女育成計画は、一見可愛らしい魔法少女アニメの皮を被った、サスペンスとダークファンタジーが融合した衝撃的な作品です。個性豊かな16人の魔法少女たちは、それぞれ異なる能力と性格を持ち、生き様も様々です。愛らしい少女たちの裏に潜む狂気や残酷さは、観る者に強烈な印象を与えます。少女たちは互いを殺し合い、生き残りを懸けた心理戦を繰り広げます。可愛らしいキャラクターとダークなストーリーのギャップは、観る人によって賛否両論を呼んでいます。しかし、その独特な世界観と緻密なストーリーは、多くのファンを魅了しています。
作品紹介:ミギとダリ
- 放送期間
2023年10月~12月 - 公式サイト
https://migitodali.com/ - 制作会社
GEEKTOYS × CompTown
〇出演声優
- 園山ミギ (cv.堀江 瞬)
- 園山ダリ (cv.村瀬 歩)
- 園山洋子 (cv.三石琴乃)
- 園山 修 (cv.松山鷹志)
- 秋山俊平 (cv.浅沼晋太郎)
〇あらすじ
1990年2月神戸市北区オリゴン村
児童養護施設で過ごしていた双子の少年ミギとダリは、ある日裕福で穏やかな老夫婦、園山夫妻に養子として迎えられる。
しかしそれはふたりの少年「ミギ」と「ダリ」としてではなく、ひとりの少年「園山秘鳥」としてだった。
二人は正体を隠し、園山秘鳥を演じながらオリゴン村に溶け込んでいく。
一体何のために二人で一人の人間を演じているのか。そこには大きな秘密と恐るべき目的があった。
公式サイトより
〇感想・レビュー
独特な世界観と緻密なストーリーが魅力「ミギとダリ」は、天才脳科学者・高遠玲子と、彼女に心酔する青年・影浦朔太郎が、不可解な事件に挑むサスペンスアニメです。独特な絵柄と色彩で描かれた世界観は、見る者を惹きつけます。また、キャラクターも魅力的で、主人公の高遠玲子は、冷酷で知的な女性です。一方、影浦朔太郎は、玲子に心酔する純粋な青年です。二人の対照的な性格が、物語に深みを与えます。ストーリーは緻密で、各話は独立した事件を描いているように見えますが、実は全て繋がっています。伏線と回収が巧妙で、最後まで目が離せません。
作品紹介:ダンガンロンパ The Animation
- 放送期間
2013年7月~9月 - 公式サイト
https://www.nbcuni.co.jp/rondorobe/anime/danganronpa/ - 制作会社
Lerche
〇出演声優
- 苗木 誠 (cv.緒方恵美)
- 舞園さやか (cv.大本眞基子)
- 桑田怜恩 (cv.櫻井孝宏)
- 霧切響子 (cv.日笠陽子)
- 十神白夜 (cv.石田 彰)
〇あらすじ
卒業するだけで、人生の成功が約束されるという「私立 希望ヶ峰学園」。だがこの学園に入ることができるのは、ごくごく限られた人々ーー”超高校級”と呼ばれる、突出した才能を持つ生徒たちだけだった…。
そして今、この学園に一人の少年が足を踏み入れようとしていた。取り立てて特徴のない、ごく平凡な主人公・苗木誠。彼こそは、抽選によってただひとり入学を許された”超高校級”の幸運の持ち主だった。自らの幸運と新しい環境に興奮を隠しきれない苗木。しかしそんな彼を待っていたのは、想像だにしていなかった事態だった。
学園の門に足を踏み入れた途端に身体を走る衝撃。そして次に誠が目を覚ましたとき、彼は14人の仲間たちとともに、封鎖された校舎に閉じ込められていることを知る。さらに突然の状況に戸惑う苗木たちの前に現れたのは、学園長を名乗るモノクマ。彼はこう告げる。「これからみなさんには一生、ここで暮らしていただきます。学園から卒業したければ、仲間を殺さなければなりません」と……。
公式サイトより
〇感想・レビュー
「ダンガンロンパ The Animation」は、個性豊かな高校生たちが互いを殺し合い、犯人を探し出すという極限状態を描いたサスペンスアニメです。キャラクターがかなり魅力的で、苗木誠をはじめとしたキャラクターたちは、それぞれ異なる才能と個性を持っています。彼らの言動や行動から、人間ドラマとしての側面も楽しめます。また、先の読めないストーリー展開で、誰が犯人なのか、誰が生き残るのか、最後まで予想がつかないストーリー展開は、視聴者を飽きさせません。演出が独特で、モノクマを始めとしたキャラクターたちのコミカルな演出と、殺人事件というシリアスなテーマのギャップが独特な雰囲気を作り出しています。
作品紹介:ハコヅメ~交番女子の逆襲~
- 放送期間
2022年1月~3月 - 公式サイト
https://hakozume-anime.com/ - 制作会社
マッドハウス
〇出演声優
- 川合麻依 (cv.若山詩音)
- 藤 聖子 (cv.石川由依)
- 源 誠二 (cv.鈴木崚汰)
- 山田武志 (cv.土屋神葉)
- 牧高美和 (cv.花澤香菜)
〇あらすじ
町山警察署町山交番に勤務する岡島県警の新人警察官・川合麻依は、違反者や一般市民から日々言われる文句、想像以上の激務という警察官の仕事に嫌気がさし、辞表を提出しようとしていた。そこへ新たな指導員として配属されてきたのは、元刑事課のエースで、後輩へのパワハラで左遷されてきたという藤聖子巡査部長。
初日にして連続窃盗犯を捕まえるなど、藤の鋭い観察眼や取り調べ能力を目の当たりにする川合。藤の優しく、時に厳しい指導の下、川合は警察官としての職務や心得を学び、少しずつ仕事に対する自信を持つようになる。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
ドラマにもなったので、認知度はあると思いますが、個人的にはドラマよりアニメ・漫画派です。基本的に面白く笑えるシーンが多く、キャラクター間のテンポのいい笑いの要素も、このアニメの推しポイントです。とくに考えずにみていると、少しづつ「あれ?このはなしどこかで・・・」といったような感覚を覚え、少しづつ繋がっていくのも面白かったです。「かっこいい警察官」とは真逆の位置にいる警察官だらけですが、それでもやっぱり「警察官ってすごいな?」と思わせてくれる、作品だと思います。
作品紹介:マイホームヒーロー
- 放送期間
2023年4月~6月 - 公式サイト
https://myhomehero-anime.com/ - 制作会社
手塚プロダクション
〇出演声優
- 鳥栖哲雄 (cv.諏訪部順一)
- 鳥栖歌仙 (cv.大原さやか)
- 鳥栖零花 (cv.白田千尋)
- 間島恭一 (cv.伊東健人)
- 麻取義辰 (cv.三木眞一郎)
〇あらすじ
「47年間、一度も刑法を犯さずに生きてきた。だけど、今日から殺人鬼だ。ああ……」
人が人を殺してしまうとき、一体どんな気持ちでいたのかを、しがない会社員、47歳の鳥栖哲雄は、ふつふつと煮えていく死体を前に思っていた——。
さかのぼること、わずか数時間前。
哲雄は、反抗期の娘・零花に煙たがられながらも、愛する妻・歌仙と共に、彼女の成長を誰よりも願い、日常を送っていた。
ある日、哲雄が一人暮らしを始めた零花を訪ねると、その顔に殴られたようなアザがあることを見つける。問い詰めても零花は答えない。
意を決した哲雄は零花の家に忍び込み、クローゼットに身を隠す。そこで目にしたのは、零花に手を上げた“半グレ”彼氏・麻取延人。さらに延人は元カノを殴り殺した過去を持ち、ヤクザと共に、零花を貶める“ある計画”を進める超危険人物だった———!
「零花だけは守らなきゃ。たとえ僕たち夫婦に、最悪の結果が訪れても……」
愛する家族のため、“ただの弱いおじさん”は、裏社会の猛者たちを相手に、命と知力を賭けた闘いを始める!
公式サイトより
〇感想・レビュー
正直作画はちょっと、、、絵は漫画の方がいいです。ただ声優さんの迫真の演技のおかげで漫画にはない面白さがあると思います。主人公は常に、毎回ピンチなので、そのドキドキ・ハラハラを楽しみに見てもらえたらと思います。素人がここまでできるのか、とちょっと感心したりもします。自分の大事な娘を守りたいと言う気持ちが、このお話のそもそものスタートですが、話が進むにつれて隠蔽するためにどんどんドツボにハマっていく様子が、今までにはなく面白いです。完結までアニメでいってくれたらいいな?と思っています。
作品紹介:RAINBOW -二舎六房の七人-
- 放送期間
2010年4月~9月 - 制作会社
マッドハウス
〇出演声優
- 桜木六郎太 (cv.小山力也)
- 水上真理雄 (cv.小栗 旬)
- 前田 昇 (cv.朴 璐美)
- 遠山忠義 (cv.黒田崇矢)
- 野本龍次 (cv.藤原啓治)
〇あらすじ
再来年の夏は…みんなで娑婆にいてェよな。罪を犯し『湘南特別少年院』・二舎六房に堕ちた水上真理雄(通称マリオ)たち6人の少年。ケンカ、リンチが繰り返される毎日の中、彼らは同房にいた年上の桜木六郎太(通称アンチャン)の教えを胸に、不条理と向き合い、強く生きていく。2002年より「週刊ヤングサンデー」で連載され、2009年6月に「ビッグコミックスピリッツ」にて連載再開。コミックスは全22巻で総計330万部の大ヒット作。2005年第51回小学館漫画賞を受賞。
huluより
〇感想・レビュー
今ではない、考えられない事が起きていた昔の話です。感情移入しやすい話ではないですが、どんな思いで彼らは生きて、生き抜いてきたのだろうと思わせる内容です。そして、人間の情の厚さ、強さも、醜さもよく描かれています。純粋に、歴史としてこんなことが実際にあったんだと勉強になる面もありつつ、過去とはいえ憤りや怒りを感じるほどの不条理で理不尽な内容でもあります。今の当たり前は、決して当たり前ではなかったことを考えさせられる深い物語で、胸が熱くなったり登場人物と一緒に泣きたくなります。
作品紹介:天空侵犯
- 放送期間
2021年2月 - 公式サイト
https://high-rise-invasion.com/ - 制作会社
ゼロジー
〇出演声優
- 本城遊理 (cv.白石晴香)
- 二瀬真由子 (cv.青木志貴)
- 新崎九遠 (cv.関根明良)
- 本城理火 (cv.榎木淳弥)
- スナイパー仮面 (cv.梅原裕一郎)
〇あらすじ
女子高校生の本城遊理は、突然学校から高層ビルへ飛ばされてしまい、そこで仮面を被った者による殺人を目のあたりにする。他にも、周りの者は次々に仮面に殺されるか、自殺を図っていた。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
思いも寄らない世界へと引きずり込まれる、巻き込まれる、よくある展開に感じられるかと思いきや、その中身は非常に複雑で人間模様も緻密に描かれています。オリジナルの設定もすんなりと入ってきて分かりやすく、最初のインパクトは強いものの、話に入りやすく見やすいアニメです。未知の世界でも必死に生きる道を切り開いていくキャラクターたちの力強さも、ただ単に敵と味方だけではない混沌とした関係性も、それぞれの目的や思いの強さも、どれも目を離せない魅力があります。絵柄も綺麗で、特に女性キャラクターが可愛くて魅力的です。
作品紹介:僕だけがいない街
- 放送期間
2016年1月~3月 - 公式サイト
https://bokumachi-anime.com/ - 制作会社
A-1 Pictures
〇出演声優
- 藤沼 悟(10歳) (cv.土屋太鳳)
- 藤沼 悟(29歳) (cv.満島真之介)
- 雛月加代 (cv.悠木 碧)
- 片桐愛梨 (cv.赤﨑千夏)
- ケンヤ (cv.大地 葉)
〇あらすじ
漫画家としてデビューするも、いまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年・藤沼悟。
ーーリバイバル
何か「悪い事」が起こる直前まで時が巻き戻る現象。それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。……まるで、誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように。
しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる。
自らの過去に向き合う時、悟が目撃する事実とは?そして、悟の未来はーー?
公式サイトより
〇感想・レビュー
FODで観ました。漫画家デビューするも、結果が出ずに日々を過ごしている主人公の藤沼悟が、リバイバルと呼んでいる自分の意思とは関係なく悪いことが起こる直前まで時間が戻ってしまうという特殊能力を持っているという設定です。悟の母親が連続誘拐殺人事件の真犯人の正体を知ってしまい、それを悟に伝えようとするも何者かに殺害されてしまい、悟が能力を使ってタイムリープしたらかなり長い時間戻ってしまうという展開。真犯人を解き明かしていくストーリーで、ワンクール12話なのでイッキ見できるタイムリープサスペンスです。
人気漫画からアニメ化された本作は、実写映画化もされており、それぞれに異なるストーリー展開を見ることが出来る作品となっています。個人的にはその中でもアニメ版が最もおすすめできるのではないかと思っています。但し本格的なミステリー・サスペンスを期待すると、若干犯人が分かり易すぎるのではないかと言う思いも拭えず、そうした視点からすれば佳作と言った扱いに留まる可能性も否定できません。但し主人公が特異な能力によって少年時代や現在を行き来するタイムスリップ要素はよく組み立てられていると感じます。
主人公の青年が特殊能力(リバイバル)で少年時代にタイムスリップして、そこで起こる殺人事件を追いながら巻き込まれていくストーリーです。身近な人物が犯人だとわかってからは、誰が犯人なのかドキドキしながら、推理しながら見ていました。たくさんの死が想起され、主人公が頑張ってそれを避けようとすることに感情移入してしまいます。事件の犯人は誰なのか?の謎も夢中になりますが、タイムスリップした主人公がどうなるのかも見どころの一つです。最終的にはハッピーエンドと言えるかな、と思います。
作品紹介:東京リベンジャーズ
- 放送期間
2021年4月~9月(第1期)
2023年1月~4月(第2期)
2023年10月~12月(第3期) - 公式サイト
https://tokyo-revengers-anime.com/ - 制作会社
ライデンフィルム
〇出演声優
- 花垣武道 (cv.新 祐樹)
- 橘 日向 (cv.和氣あず未)
- 橘 直人 (cv.逢坂良太)
- 佐野万次郎 (cv.林 勇)
- 龍宮寺堅 (cv.福西勝也)
〇あらすじ
人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)。中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知る。
事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、目を開けると何故か12年前にタイムリープしていた。
人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープし、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!
公式サイトより
〇感想・レビュー
人生どん底のフリーターである花垣武道が、中学生時代に付き合っていた人生で唯一の恋人である橘日向の死を知り、それが最凶最悪の悪党連合「東京卍會」の抗争に巻き込まれたもので、武道自身も何者かに駅のホームで背中を押されて殺されかけ、その瞬間12年前にタイムリープし、不思議な能力を手にした武道が、橘日向を救うため、運命から逃げ続けた自分をリセットするため人生のリベンジを果たすストーリー。物語が進むにつれて明らかになる真実や、武道が少しずつ成長する姿が見どころです。タイムリープもので一番好きなアニメです。
作品紹介:シャドーハウス
- 放送期間
2021年4月~7月(第1期)
2022年7月~9月(第2期) - 公式サイト
https://shadowshouse-anime.com/1st/(1期公式サイト)
https://shadowshouse-anime.com/(2期公式サイト) - 制作会社
CloverWorks
〇出演声優
- ケイト (cv.鬼頭明里)
- エミリコ (cv.篠原 侑)
- ジョン/ショーン (cv.酒井広大)
- ルイーズ/ルウ (cv.佐倉綾音)
- パトリック/リッキー (cv.川島零士)
〇あらすじ
この館には秘密がある──
断崖に佇む大きな館「シャドーハウス」で貴族の真似事をする、顔のない一族「シャドー」。その“顔”としてシャドーに仕える世話係の「生き人形」。
ある日、“シャドー”一族の少女・ケイトのもとに一人の“生き人形”が訪れ、“影”と“人形”の不思議な日常が始まる。
世にも奇妙なゴシックミステリー、ついにアニメ化!
公式サイトより
〇感想・レビュー
可愛い絵柄に、ファンタジーのように進むストーリー。なんてことないような始まりから少しずつシャドーハウスの謎が紐解かれていくうちに、不穏な雰囲気になっていきます。主人公・エミリコのドジだけれども、ひたむきで真っ直ぐな性格が微笑ましい一方で、エミリコの使える主人・ケイトの、解き明かされるにつれ見えてくる優しさが切ないです。シャドーたちの謎が解き明かされ、行く末が分かった回は思わず涙しました。アニメは途中で終わってしまい、続きが作られないのであまり知られていないのかと思うが、非常に構成がよくできているのでもっと知られてほしい作品です。
作品紹介:Antoher
- 放送期間
2012年1月~3月 - 公式サイト
https://www.pa-works.jp/works/another/ - 制作会社
P.A.WORKS
〇出演声優
- 榊原恒一 (cv.阿部 敦)
- 見崎 鳴 (cv.高森奈津美)
- 赤沢泉美 (cv.米澤 円)
- 勅使河原直哉 (cv.前野智昭)
- 望月優矢 (cv.山本和臣)
〇あらすじ
”死者”は、誰――?
その学校のそのクラスには、誰にも話してはならない“秘密”がある――
1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女・見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、予想もしなかった惨事が!……この“世界”ではいったい、何が起こっているのか…?
公式サイトより
〇感想・レビュー
こちらの作品は2012年のオンエアながら、今視聴しても映像の美しさと言う点では非常によくできているのではないかと感じます。主人公とミステリアスなヒロインとの関係性も程良い距離間で、友達以上、恋人未満といった微妙な立ち位置から描写されていると言って良いでしょう。但しヒロインの醸し出す謎と作品全体の謎とが、微妙にマッチしていない感もあり、あまり良い出来とは言い難いミスリードに終始する面も否めません。原作小説と異なり、最後は壮絶なバトルロワイヤル的な展開になる部分は、ギャグとして見れば気になりません。
中学に転校してきた主人公榊原が、クラスで一人ヒロインみさきめいと出会ったシーンで、めいが「気を付けてもう始まっているかもしれない」と言ったセリフが、印象的でした。クラスメイトの女子生徒ゆかりが階段で落ちてなくなるシーンも、凄かったです。担任の先生がクラスのみんなの前で包丁を持って、死ぬシーンも、怖かったです。合宿で火事が起きてしまったシーンで、あかざわが、メイを殺そうとして、自分が殺されてしまった所も可愛そうに見えました。まさか、犯人があの人とは思いもしませんでした。人形がどれも美しかったです。
作品紹介:虚構推理
- 放送期間
2020年1月~3月(第1期)
2023年1月~3月(第2期) - 公式サイト
https://kyokousuiri.jp/season1/(1期公式サイト)
https://kyokousuiri.jp/(2期公式サイト) - 制作会社
ブレインズ・ベース
〇出演声優
- 岩永琴子 (cv.鬼頭明里)
- 桜川九郎 (cv.宮野真守)
- 弓原紗季 (cv.福圓美里)
- 七瀬かりん (cv.上坂すみれ)
- 寺田刑事 (cv.浜田賢二)
〇あらすじ
“怪異”たちの知恵の神となり、日々“怪異”たちから寄せられるトラブルを解決している少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!?
そんな普通ではない2人が、“怪異”たちの引き起こすミステリアスな事件に立ち向かう[恋愛×伝奇×ミステリ]!!
2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?
公式サイトより
〇感想・レビュー
原作が城平京さんなのでしっかりとしたプロットと緻密な推理が魅力のアニメです。特にその内容はオカルトな怪異譚をベースにしているのにもかかわらず、本格推理のように非常にロジカルで、隙のない論理的で鮮やかな推理が面白いです。その代わり常に頭を整理してクリアにしておかないと、理屈についていけないところがあるかもしれません。更に魅力的なのが主人公の岩永琴子です。ロジックモンスターというべき知能の持ち主ですが、一眼一足の知恵の神として怪異たちを鎮める巫女のような面を持っています。そしてちょっと毒舌なのも良いです。鬼頭明里さんの声もキャラにピッタリで、オカルト好き、推理好きにもお勧めです。
作品紹介:ジョーカー・ゲーム
- 放送期間
2016年4月~6月 - 公式サイト
http://jokergame.jp/ - 制作会社
Production I.G
〇出演声優
- 結城中佐 (cv.堀内賢雄)
- 三好 (cv.下野 紘)
- 神永 (cv.木村良平)
- 小田切 (cv.細谷佳正)
- 甘利 (cv.森川智之)
〇あらすじ
世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、スパイ養成部門“D機関”が秘密裏に設立される。生え抜きの軍人を尊ぶ陸軍の風潮に反し、機関員として選ばれたのは、東京や京都といった一般の大学を卒業し、超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだ。彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、爆薬や無電の扱い方、自動車や飛行機の操縦法はもちろん、スリや金庫破りの技に至るまで、スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。「死ぬな、殺すな」――目立たぬことを旨とするスパイにとって自決と殺人は最悪の選択肢であるとするD機関は、陸軍中枢部から猛反発を受けつつも、味方を欺き、敵の裏をかき、世界中を暗躍する。東京、上海、ロンドン……世界各地で繰り広げられるインテリジェンス・ミステリー。
公式サイトより
〇感想・レビュー
原作が柳広司さんで、実にスリリングかつ知的に、そして歴史的な背景を含めて、とても秀逸なストーリーです。太平洋戦争前のスパイ養成とそのスパイたちの活躍が描かれていますが、とにかくさまざまな伏線が張られ、極めてロジカルにそれが回収されてて行き、しかも物語としての情緒も残されるという、実に文学的かつ見事なストーリーに惚れこんでしまいます。制作があの「攻殻機動隊」などで有名なProduction IGなので、とてもクールできれいな作りも見どころになっています。声優陣も関智一さん、下野紘さん、梶裕貴さんなど豪華で、ハードな作品が好きな人にお勧めです。
よく作りこまれており、蛇足もなければ物足りなさもない、満足度がかなり高いアニメです。1クールなのでとても見やすいです。世界大戦が起こる昭和初期が舞台で、国内外に送り込まれるスパイたちの物語になります。1話1話フォーカスされる人物(主人公)が変わって物語が作られているのですが、全体を通してつながっているので、「そういうことだったのか!」というすっきり感と不安感が繰り返される楽しさがあります。歴史ものの雰囲気がありキャラデザやあらすじで食わず嫌いになっている方もいると思いますが、ぜひ1話だけでも騙されたと思ってみてほしいです。きっとはまるはずです。
作品紹介:今際の国のアリス
- 放送期間
2014年10月~2015年10月 - 公式サイト
https://video.unext.jp/title/SID0067782 - 制作会社
SILVER LINK.、CONNECT
〇出演声優
- 有栖良平 (cv.細谷佳正)
- 苅部大吉 (cv.鈴木達央)
- 勢川張太 (cv.代永 翼)
- 紫吹小織 (cv.坂本真綾)
- 宇佐木柚葉 (cv.寿美菜子)
- 苣屋駿太郎 (cv.櫻井孝宏)
〇あらすじ
高校生・有栖良平が、悪友の苅部や張太とブラついていたある日の夜。突如街が巨大な花火に包まれ、気づいた時には周囲から人気が消えていた。さらに、ふらりと入った神社で唐突に、命がけの「げぇむ」の始まりを告げられ、理不尽な難題に立ち向かっていく。
公式サイトより
〇感想・レビュー
この世とあの世の狭間の世界に迷い込んだアリスたちが、何も分からないまま命を懸けたゲームへ放り出されるサスペンスアニメです。このアリスが曲者で、頭が回る天才だと思います。命を懸けたサバイバルゲームの中で、頭をフル回転させて答えを導き出し何度も仲間を救いながら生還する様はスカッとします。最初の方は、ドキドキとサスペンス要素で心配が勝りますが後半のアリスの頭の冴え方は異常なほどでスカッと爽快な気分にしてくれます。さらに仲間たちの独特な性格もあり、とても見ごたえのある内容になっているのでお勧めです。
作品紹介:時光代理人 -LINK CLICK-
- 放送期間
2022年1月~3月(日本版 第1期) - 制作会社
ラン・スタジオ
〇出演声優
- 程 小時(チョン・シャオシー) (cv.豊永利行)
- 陸 光(ルー・グアン) (cv.櫻井孝宏)
- 喬 苓(チャオ・リン) (cv.古賀 葵)
〇あらすじ
繁華街の一角に佇む写真館「時光写真館」。その写真館を経営するのは程小時(チョン・シャオシー/トキ)と陸光(ルー・グアン/ヒカル)という2人の男性青年。
この2人は写真を介して過去の時間の出来事を把握・干渉する能力を持ち、小時は「写真の撮影者の意識にリンクし、写真の世界に入りその中で行動することができる能力」、光は「写真の撮影後12時間内の出来事を把握できる能力」を用い、互いの能力を利用して情報を互いに伝達・補完しあいながら調査に当たる。元々超能力を有した光に偶然小時が出会ったことで自身の能力が開花、以降写真館を軸に、小時の幼馴染・喬苓(チャオ・リン)を通し、過去を引きずるクライアントからの依頼を解決していた。
小時は、光の提示する「過去を問うな、未来を聞くな」という二つの条件と『絶対に過去の改変をしてはならない』というルールの元、依頼を成し遂げていくが、正義感が強い小時はつい過去に干渉し、少しずつ未来を変えてしまう。
公式サイトより
〇感想・レビュー
中国のアニメなのですが、とてもクオリティが高く、2期の日本語版も最近発表されました。内容は写真に入ることができる主人公と、写真で起きた内容を知っているもう一人の主人公がとある写真をきっかけに未来が変わってしまう作品です。エピソード事に話が変わっていくスタイルなのですが、とても内容が濃いです。笑える部分も多いですし、泣いてしまうエピソードもあります。いつも良いところでエピソードが終わるので続きが気になる作品です。作画も日本とは違うテイストでとても好きです。
作品紹介:BEASTARS
- 放送期間
2019年10月~12月(第1期)
2021年1月~3月(第2期)
2024年(FINAL SEASON) - 公式サイト
https://bst-anime.com/#index - 制作会社
オレンジ
〇出演声優
- レゴシ(ハイイロオオカミ) (cv.小林親弘)
- ハル(ドワーフウサギ) (cv.千本木彩花)
- ルイ(アカシカ) (cv.小野友樹)
- ジュノ(ハイイロオオカミ) (cv.種﨑敦美)
- ジャック(ラブラドールレトリバー) (cv.榎木淳弥)
〇あらすじ
肉食獣と草食獣の共存する世界。食肉が重罪とされるなか、名門校・チェリートン学園で演劇部の生徒が食い殺される“食殺事件”が起きる。犯人は見つからず、不安に揺れる生徒たち。
そんな中、演劇部では死んだ生徒の代役を巡っていさかいが起きる。次期『ビースター』候補とささやかれ、演劇部のカリスマ的存在であるアカシカのルイに、逆恨みをした肉食獣の部員が襲いかかったのだ。それを庇ったのは、照明係の二年生・レゴシ。『鋭い爪』や『大きな体』など、強そうな外見とは裏腹に、心優しく無口で不器用なオスのハイイロオオカミだ。だが、当のルイはそんなレゴシを偽善的で気に食わないと言い、強引に夜間練習の見張りに任命する。
夜。誰もいない講堂裏の裏庭で、ひとり見張りをしていたレゴシの前に現れたのは―――小さな白いドワーフウサギの女子生徒・ハル。
その匂いを嗅いだ瞬間、レゴシの体を本能が駆け巡る。我を忘れて襲いかかり、気付いた時には、彼女を両腕に抱きすくめていた。腕の中で聞こえる鼓動が自分のものか、彼女のものかもわからない。しかしこのハルと、そして自分の本能との出会いが、静かで穏やかだったレゴシの人生を大きく変えていく。
彼女へのこの感情は、恋なのか?それとも食欲なのか?
オスとメス、肉食獣と草食獣。それぞれの痛み、そして強さや弱さに直面しながら、悩めるレゴシの青春がいま始まった―――
公式サイトより
〇感想・レビュー
最初のシーンでひつじの少女が寮に戻るシーン、主人公レゴシが手紙を渡しに来るシーンが良かったです。レゴシがウサギのハルに恋をしてしまった時、ハルがシシ組にとらわれたシーンで助けに行く勇気がある所も印象的でした。演劇部に入ってきた後輩ピノが、二匹を少し興味を持つシーンも怪しかったです。ピノが他のメス生徒と一緒にいるシーンは可愛かったです。演劇部の練習でピノが演技をしたシーンも、かっこよかったです。大晦日、レゴシとクマのと戦うシーンも迫力がありました。シャワー室の戦いも印象的でした。
作品紹介:進撃の巨人
- 放送期間
2013年4月~9月(第1期)
2017年4月~6月(第2期)
2018年7月~10月(第3期 Part.1)
2019年4月~7月(第3期 Part.2 )
2020年12月~2021年3月(第4期 Part.1)
2022年1月~4月(第4期 Part.2)
2023年3月4日(第4期 完結編(前編))
2023年11月5日(第4期 完結編(後編)) - 公式サイト
https://shingeki.tv/season1/(1期公式サイト)
https://shingeki.tv/season2/(2期公式サイト)
https://shingeki.tv/season3/(3期公式サイト)
https://shingeki.tv/final/(4期公式サイト) - 制作会社
WIT STUDIO(第1~3期)
MAPPA(第4期)
〇出演声優
- エレン・イェーガー (cv.梶 裕貴)
- ミカサ・アッカーマン (cv.石川由依)
- アルミン・アルレルト (cv.井上麻里奈)
- リヴァイ (cv.神谷浩史)
- エルヴィン・スミス (cv.小野大輔)
〇あらすじ
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた・・・。
まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。エレンは仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。彼らを「家畜」と呼ぶエレン。エレンを「異物」と感じる人々。
だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も突如として崩れ去ってしまう……。
公式サイトより
〇感想・レビュー
圧倒的な世界観とキャラクターの成長が魅力のアニメ。壁の中で暮らす人類が巨人に脅かされる世界で、主人公エレンや仲間たちが巨人との戦いに立ち向かう姿が感動的です。ストーリーは予測不可能で、常に驚きと緊張感があり、複雑な人間関係や陰謀も物語を盛り上げます。また、巨人というモチーフが描く哲学的なテーマも深く、視聴者に考えさせられます。アクションシーンは迫力満点で、戦闘シーンのスリリングさが見どころです。さらに、オープニングやエンディングの楽曲が作品の世界観を一層引き立てます。絶望的な状況に立ち向かう人間の強さや友情、そして絶望と希望の揺れ動く心情が胸を打つ作品です。
序盤の巨人の謎から中盤の世界の謎、終盤の世界の行方と壮大な物語になっていてとてもおすすめです。何重にも伏線が張り巡らされているので何度も観たくなります。登場人物も魅力的です。主人公のエレン、ミカサ、アルミンの3人がどう成長していくのかという視点で観るのがおすすめです。主人公のエレンが何を捨てて何を選択していくのか、ゾクゾクしました。また、立体機動という、空中をワイヤーを使って飛び回る動きが躍動感溢れるカメラワークで表現されていて素晴らしいです。何期もに渡って、どの期も丁寧にアニメ化されていて、とても満足な作品でした。
作品紹介:モンスター
- 放送期間
2004年4月~2005年9月 - 制作会社
マッドハウス
〇出演声優
- ケンゾー・テンマ (cv.木内秀信)
- ヨハン・リーベルト (cv.佐々木望)
- ニナ・フォルトナー (cv.能登麻美子)
- エヴァ・ハイネマン (cv.小山茉美)
- ハインリッヒ・ルンゲ (cv.磯部 勉)
〇あらすじ
1986年、天才的な技術を持つ日本人脳外科医・Dr.テンマは、西ドイツ(当時)・デュッセルドルフのアイスラー記念病院に勤め、ハイネマン院長の娘エヴァと婚約し、ゆくゆくは外科部長から院長という出世コースを掴みかけていた。医師として漠然としたジレンマを感じつつも、深く考えることなく手術を重ね、研究に打ち込んでいた。
そんなある日、頭部を銃で撃たれた重傷の少年ヨハンが搬送されてくる。Dr.テンマは、院長の命令を無視してオペを執刀し、ヨハンの命を救う。しかしそれが院長の不興を買うなどの結果となり、院内の政治力学によって、テンマの順風な状況は一変し出世コースから転落する。そんな中、院長、外科部長らの殺害事件が発生。同時に、入院中だったヨハンと彼の双子の妹が失踪する。
1995年、外科部長となり職務に励んでいたテンマの前に、美しい青年に成長したヨハンが現れる。テンマの患者ユンケルスを目の前で何の躊躇もなく射殺し、過去の殺人を告白するヨハン。殺人鬼を蘇らせてしまったと自らの責任を感じたテンマは、怪物ヨハンを射殺するために、ヨハンの双子の妹アンナに再会することを企てる。殺人犯の濡れ衣を着せられ、キレ者のルンゲ警部に目をつけられたテンマは、ドイツ国内を逃亡しながらヨハンを追跡する。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
心理サスペンスとしての深みと緻密なストーリーテリングが魅力のアニメです。医者である主人公テンマが、事件の真相を追い求める中で、狂気に満ちた数々の人間模様が描かれています。登場人物の心理描写がリアルで、善悪の境界線が曖昧な中、犯罪と正義、人間とモンスターの対比が描かれます。緊迫感溢れるストーリー展開と、キャラクターの葛藤が見どころです。終始引き込まれるサスペンス要素があり、予測不能な展開が視聴者を続きへと誘います。また、ドイツを舞台にした異国情緒あふれる雰囲気も作品の魅力の一つです。哲学的なテーマも多く、倫理や人間の本質について深く考えさせられます。心理描写のリアリティやストーリーの奥深さから、視聴者を惹きつける秀作といえます。
作品紹介:新世界より
- 放送期間
2012年10月~2013年3月 - 制作会社
A-1 Pictures
〇出演声優
- 渡辺早季 (cv.種田梨沙)
- 朝比奈 覚 (cv.東條加那子)
- 秋月真理亜 (cv.花澤香菜)
- 伊東 守 (cv.工藤晴香)
- 青沼 瞬 (cv.藤堂真衣)
〇あらすじ
1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。
注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。
禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
貴志祐介の小説が原作のSFサスペンスアニメです。超能力が使える世界で、バケネズミとの戦争に巻き込まれていく少年少女たちの物語です。超能力やバケネズミといった設定が、異世界を思わせるのですが、登場人物の名前は日本風です。それは何故なのかというのも謎の一つです。登場人物たちのキャラデザが可愛いのに、ストーリーやバケネズミの姿のグロテスクさのギャップ恐ろしいです。クライマックスでは住んでいる村がバケネズミ襲われるのですが、襲っている人物の正体は何なのかというのも見所の一つです。
作品紹介:妄想代理人
- 放送期間
2004年2月~5月 - 制作会社
マッドハウス
〇出演声優
- 鷺 月子 (cv.能登麻美子)
- マロミ (cv.桃井はるこ)
- 猪狩慶一 (cv.飯塚昭三)
- 馬庭光弘 (cv.関 俊彦)
- 謎の老人 (cv.槐 柳二)
〇あらすじ
疲れた現代社会を癒す人気マスコットキャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子は心の闇を持っていた。そして、月子に感化された人々が次々に通り魔「少年バット」に襲われ、市井の人々を恐怖へと陥れていく。しかし、幾人も被害者が出て、多くの目撃者がいるにもかかわらず、少年バットは一向に捕まりそうになかった。
少年バット事件を担当する刑事の猪狩慶一と馬庭光弘は、捜査を進める中で、被害者の持つ不思議な共通項に辿り着く。
公式サイトより
〇感想・レビュー
最初は嘘から始まり、その犯罪を真似る模倣犯かと思えば犯人が行った以外の犯行も存在したりと、非常に話が二転三転するサスペンスアニメです。各話主役が変わるので、多方向からの視点が描かれるので、観ていて謎が解けていっては増えるを繰り返し飽きはきません。人が追い詰められていく描写が苦手な方はしんどいでしょうが、その後がない状況に追い込まれる人間を丁寧に描いており、見ごたえがありました。結局このアニメの鍵である人間バットとは何だったのかと言う謎は残りはしますが、謎だからこそサスペンスは面白いので大いに楽しめました。
作品紹介:うみねこのなく頃に
- 放送期間
2009年7月~12月 - 公式サイト
http://umineko.tv/web/main/index.html - 制作会社
Studio DEEN
〇出演声優
- 右代宮戦人 (cv.小野大輔)
- 右代宮朱志香 (cv.井上麻里奈)
- 右代宮真里亞 (cv.堀江由衣)
- 右代宮譲治 (cv.鈴村健一)
- 紗音 (cv.釘宮理恵)
〇あらすじ
時は、1986年10月4日。舞台となるは、大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する伊豆諸島の六軒島。年に一度の親族会議を行う為に、当家の親族達が集結しつつあった。一見和やかに、久しぶりの再会を楽しむ親族たち。
しかし、島で待っているのは「当主死亡後の財産分割問題」という、親族同士に暗雲を呼び込む議題。かつて当主が、島に隠れ住んでいるとされる魔女ベアトリーチェから、資金調達の担保の為に授けられたとされる10トンの金塊を巡って、長男の横領を疑う親族たち。
それに対して、親族たちの困窮を見透かすかのように反撃に出る長男。さらに余命の迫った当主は、最愛の魔女ベアトリーチェの復活を願っており、自らの命だけでなく、親族郎党・資産の全てを生贄として捧げようとしていた。
そして、まるで彼らを閉じ込めるかのように、島は台風によって外部から隔絶され、巨大な「密室」と化してしまう。魔法陣が描かれた殺人現場から次々と新たな犠牲者が出ていく中、欲望と疑心の渦巻く六軒島に、魔女ベアトリーチェからの予告状が続々と届けられていくのであった。
はたして、これらは人間の起こした連続密室殺人なのか、それとも魔女の魔法によるファンタジーなのか? 各章ごとに繰り返される連続殺人事件の真相を、プレイヤーは神の視点から解き明かしていく。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
おなじみひぐらし同様、同人ゲームのアニメ化です。コミカルでファンタジーなシーンも多いのでグロテスクさや恐怖感が程よく緩和されてかなり見やすいサスペンスになっていると思います。無人島に閉じ込められた一家が1人1人消えていく(亡くなっていく)のだが推理をしていく面白さがあります。推理をしていても「魔女」や「魔法」といった要素が加わるため、一筋縄の推理ではいかないのがもどかしくも面白いです。「そんなバカな」と思わず声を上げて笑ってしまうような「アニメ感」と個性が強すぎるキャラクター達も魅力的です。